アシュ・ラ・テンペル・エクスペリアンスの 「 ライヴ・イン・メルボルン 」。
マニュエル・ゲッチング以外はすべて新メンバーだが、オリジナルの空気をよく伝えている。ボーカルのアリエル・ピンクのなりきりぶりがいいにゃ。
バンド名から、どうしてもリーダーのギターに期待してしまうが・・・・・・。1曲目の 「 ルック・アット・ユア・サン 」 以外はおとなしめ。いや、オリジナルがそうなのだから、仕方ないか。だが、全体のテンションは高い。「 フラワーズ・マスト・ダイ 」 で、延々と続くギターのカッティングに、呪術的なボーカルがのっかるところとか。昔ながらのスタイルだが、それだけに完璧だ。
今回はアシュ・ラ・テンペルの2枚目と3枚目からの選曲だが、もっとレパートリーを増やしてほしい。4枚目からの 「 フリークン・ロール 」 とか。いや、だが・・・・・・。よくよく考えてみると、こいつは曲というよりはジャム・セッションなのにゃ。あの時代でなければ生まれなかった音にゃう。
もし来日したら、観に行くかもにゃ。