コーランは、飲酒を禁じているのか。
もうほとんど終わり近くまで読んでいるが、はっきりと禁じている箇所が見当たらない。逆に・・・。
「これ汝ら、信徒の者、酔うている時には、自分で自分の言っていることがはっきりわかるようになるまで祈りに近づいてはならぬ」(4、46)。この規定は、信徒の飲酒を前提としているように見えるが。
一方、コーランには天国の描写がしばしば出てくるのだが、そこには地上の酒とは違う天国の酒があって、どんなに飲んでも頭が痛んだり、酔って性根をなくしたりしない、という(56、19)。
飲むとしたら天国の酒で、地上の酒はダメ、という解釈なのだろうか。
※間違いでしたにゃ。禁じている規定はある(5,92)。ただ、あいまいさは残っている(2,216)。