民数記14,33。 お前たちの子供は、荒れ野で四十年の間羊飼いとなり、お前たちの最後の一人が荒れ野で死体となるまで、お前たちの背信の罪を負う。
英文は Your children will wander in the wilderness for forty years, suffering for your unfaithfulness, until the last one of you dies.
カナン人を恐れたユダヤ人に怒った神は、二十歳以上のユダヤ人はカナンに入れないと宣告する。四十年間荒れ野をさまよった末に死に絶える、と。
「四十」という数字は聖書にしばしば出てくる。神は四十日間地上に雨を降らせた(創世記7)。鞭打ち刑は四十回まで(申命記25、3)。キリストは四十日間荒れ野で断食し、悪魔の誘惑を受けた(マタイによる福音書4)。神聖であり、不吉でもある数字。これは、どこから来たのか。前にも書いたが・・・。
7-1=6(一週間から安息日を引いた数。6は不吉。)、1+3+5+7+11+13=40(最初の6つの重要な数字を合計する。1は原初の混沌を表す。あとは素数。ただし、2は女性を表すので除かれる。古代ユダヤですから。)
・・・などと、こじつけてみた。まあ、いくらでも説明はできるんだろうにゃ。