「マザー・スカイ」を聴く。もちろん、中古盤。
最後の2曲、「春爛漫」と「今日は奇蹟の朝です」を、J・A・シーザーが編曲しているのがミソ。確かに、他とは違う。ベースとドラムが入っているのはこの2曲だけ。いつもの、森田童子の声があてもなく浮遊する感じは、ここでは抑え気味。輪郭がはっきりした音。それに、声そのものもふだんより1オクターブ高い。歌わされている感じがする。「春よ春に春は春の」という変化も、シーザーっぽい。「アーアアアー アーアアアアー」という女性コーラスも。
2人の間にどんなやりとりがあったのか。興味は尽きないにゃ。