
本日、我が会派「改革・新風」で、「平成24年度予算編成と当面の課題に関する提案書」を知事に手渡し、主要課題について説明をしました。提案書は基本的な施策が27項目、各部への要望は192項目にのぼります。おもな課題について竹内幹事長から提言し、阿部知事からは感想が述べられました。
①予算編成でシーリングにこだわることなく選択と集中で編成することについて、「県庁内に財政的に厳しく大きなものはできないという風潮があるが重要なものはしっかりあげていきたい」と知事答弁。
②放射線対策で安定ヨウ素剤の備蓄は「慎重に対応したい」。
③自然エネルギーの推進については、「小水力・木質バイオマス・太陽光が長野県の三本柱、複合的な対策を考えていきたい」
④観光については、「夏場回復したが気が抜けない、国際農村青年宣言を活用したい」
⑤「コモンズから始まる信州ルネッサンス革命未来への提言」は廃止する方向。
⑥自治基本条例、「行政改革通じて県民参加のルールを確立したい。」
⑦新交通ビジョンについて「地域の足を確保する。道路は危機管理や観光など目的を明確にして整備を進めたい」
⑧公契約条例、「いろいろ検討すべき課題はあるが、行政が発注する事業で悪い環境をt食ってはならないと考えている」
⑨35人規模学級は「財源、量と質(部屋数と先生の確保?)の問題を解決したい」
⑩県立高校の整備、「全体の中で着実に進めていく」
⑪リフォームについて、「方向性は出していく、県産材の活用はもっと本質的な対策を考える」
⑫パーソナルサポートサービス、「さらに拡充する」
⑬水資源の保全は「踏み込んで対策を考える」
⑭事業仕訳「唯一絶対ではなく、いい形に発展させていく。県民モニター制度は実現の方向で検討したい。」
⑮流域下水道の直営化は、「関係者の理解を得ながら進めていく」
このほか倉田代表から「福島からの避難者の皆さんへの支援の在り方としてパーソナルサポートサービスを活かしたらどうか」という提案にも「前向きに考える」旨感想がのべられました。