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松本市は学校給食センターで食材の産地表示と放射能測定を始めた。本日、宮下正夫・田口輝子両市会議員と実際の様子を見学させていただいた。機械は、サーベイメーターで1分間にいくつの放射線が飛び込んでくるかを測る機械で、通常食品検査に使われている シン チレーター式のものではないので、野菜の表面から飛び出す放射線を測るため、放射能の量であるBqではなく、cpm(カウントパーミニッツ)つまり1分間にあたる放射線の数を調べる機械です。国の食品の暫定基準値は500Bqだが、ウクライナ基準で40Bqを基準としていますが、それに相当するcpmは350cpmとして設定がされているそうです。仮に350cpmを超える野菜が検出された場合はもちろん食材として使用はしません。今日のBG(バックグランド=通常値)は65-70で、新潟産大根と八ヶ岳産白菜はいづれもBGと同じ値でした。そもそも暫定基準値が500Bqでいいのかという問題や、きちんとシンチレーター式のもので測る必要があることなどが課題です。
さて、ここでtwitterで連絡をとっていた仙台から自主避難してきているAさんとお行き会いし、お話を聞きました。これまでにも、9月9日の知事記者会見による避難地域以外の福島の方の自主避難者への支援についての周知の方法などについて問題提起をいただき、危機管理室避難者支援PTへ連絡をしてきました。さらに11月20日の知事と避難者の皆さんとの懇談会について、福島県外の方も対象とすることについての周知が必要と言うことを今日確認をしました。また、避難されている方の課題として、住むところ、仕事などについて県へつなげることを確認しました。
さっそく、避難者支援PTへ知事や防災twitterで周知をはかっていただくことを要請しました。また、これまでの避難者の皆さんからのアンケートの回収によって個別の課題について、たとえば仕事のあっせんや民間住居への移転などについて相談に乗っていることもわかりましたので、こうした課題の整理と対応についてもお知らせをしてほしい旨お願いしました。