作家の加賀乙彦氏がお亡くなりになりました。なんて文学に詳しいみたいなことをいっていますが、当ブログで昨年書きましたように、私は昨年氏のファンになったばかりです。昨年ひょんなこと※から画家の野田弘志氏の展覧会を姫路市立美術館で拝見する機会があり、そのなかに加賀氏の新聞連載小説「湿原」の挿画がありました。野田氏は超リアリズムの作家ですが、氏が描く小説の世界にすっかり魅せられてしまい、是非「湿原」を読んでみたいと思いました。
幸いなことにアマゾンの中古本で上下2冊からなる本作品を安価で購入できました。1985年に出版されたその2冊は長く倉庫に眠っていたためなのか、まるで新品みたいでした。
読んでみますとその内容の重厚なこと、そして決してエンターテイメント性も置き去りにされていないことなど、久しぶりにいい作品に出会ったと思いました。もっともそれは私が文学に疎いので今頃分かったということで、世間的にはとても有名な方です。でも氏がご存命のときにたとえ1作でも読めたということは、実際は大して意味のないことなんでしょうけど、なんか嬉しかったです。
まだ氏のいい作品は沢山ありますので、また読んでみようかと思います。氏の安らかな眠りを心からお祈り申し上げます。
※ひょんなこと
ある夏の日姫路城を見た帰り道、突然のゲリラ豪雨。雨宿りのために走っていった先が姫路市立美術館でした。ゲリラ豪雨のおかげですね。(笑)
幸いなことにアマゾンの中古本で上下2冊からなる本作品を安価で購入できました。1985年に出版されたその2冊は長く倉庫に眠っていたためなのか、まるで新品みたいでした。
読んでみますとその内容の重厚なこと、そして決してエンターテイメント性も置き去りにされていないことなど、久しぶりにいい作品に出会ったと思いました。もっともそれは私が文学に疎いので今頃分かったということで、世間的にはとても有名な方です。でも氏がご存命のときにたとえ1作でも読めたということは、実際は大して意味のないことなんでしょうけど、なんか嬉しかったです。
まだ氏のいい作品は沢山ありますので、また読んでみようかと思います。氏の安らかな眠りを心からお祈り申し上げます。
※ひょんなこと
ある夏の日姫路城を見た帰り道、突然のゲリラ豪雨。雨宿りのために走っていった先が姫路市立美術館でした。ゲリラ豪雨のおかげですね。(笑)