リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

第5類移行時のコンサート

2023年01月29日 12時51分50秒 | 音楽系
5月に新型コロナの感染症法上の位置づけが第2類から第5類に移行するそうです。バロック音楽の旅シリーズでも相応の感染対策を行った上で実施してきましたが、第5類移行でどのように変えていったらいいのでしょうか。

一昨年度はシリーズを休止しましたが、昨年度・本年度とも次のような感染対策を行いました。

アルコール消毒、検温、受付にスクリーン設置
椅子は1席おきに配置、演奏者から最前列まで10m以上離す
休憩時の換気、マスク着用を求める、大声での会話を自粛していただく
終演後の演奏者への質問はなし

来年度はこれらのうちどれを緩和していくかですが、基本的なところは同じにしなくてはいけない感じもします。皆さんの要望が多い、終演後の質問は解禁していこうかなと考えています。

参考になるのが日本クラシック音楽事業協会が出している指針です。この指針に出されている基準を参考に来年度の対策を行っていきたいと考えています。新聞に載っていたのは「ブラボー」のかけ声を解禁見通しとありました。こんな基準まで出すのですね。これはコロナにかかわらずずっと禁止にしておいてほしいところです。でも昨年夏赤穂市で聴いたギュルツェニヒ・オーケストラ・ケルンのコンサートではブラボーおじさんがいましたので、厳密には守られていない感じもしました。