リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

一柳慧(1933-2022)

2022年10月11日 22時36分45秒 | 音楽系
作曲界の重鎮一柳慧氏がお亡くなりになりました。1933年の生まれですので89年の長寿を全うされました。武満徹が1930年生まれですので同世代の作曲家ですが、歩んだ道はかなり異なっています。

若くして才能を認められ、10代後半でアメリカのジュリアード音楽院で学び、ジョン・ケージから大きな影響を受けたそうです。その後帰国しましたが、帰国したころテレビで紹介されたのを見たことがありました。なんか図形楽譜とか不確定性とかものすごい変わったことをしている作曲家だなという印象を受けました。当時(60年代です)武満も先鋭的だと捉えていましたが、彼よりもっと時代の先端を行く作曲家だという印象でした。

20年数年前、多分武満が亡くなった頃だったと思いますが、名古屋のコンサートでご本人がいらしていて、お姿を拝見いたしましたが、お年の割にはすごくお元気そうなお姿が記憶に残っています。晩年になっても作曲活動は旺盛で、2014年には交響曲第9番ディアスポラを発表しました。交響曲は11番まで書いたようですが、10番以降は録音されていないようです。


同曲が交響曲第8番とともに収められたCDです。

久しぶりにこの曲を聴いてみたくなりました。

第9回ギター音楽祭

2022年10月10日 19時22分18秒 | 音楽系
愛知県あま市で開催された第9回ギター音楽祭を聴きに行ってきました。主催はGuitar Music Club、会場はあま市美和文化会館です。ウチからすぐ近くだと思っていましたら、結構遠くて名古屋市に近いところでした。

参加される方は愛知県の尾張地区が中心であと岐阜県多治見と三重県四日市の方がそれぞれ1組ずつでした。四日市の方は私が以前から編曲楽譜を提供しているNさんとAさんによる2重奏グループです。お二人が今日は昨年私が編曲しましたゆずの「栄光への架け橋」とアンジェラアキの「手紙」を演奏するということで聴きにいった次第です。

コンサートは午前がソロで午後は重奏・合奏となっていまして、NさんAさんが出演されるのは3時頃ですので、2時頃から会場に入ってみなさんの演奏を聴いていました。曲目で目につくのはバッハが多いですね。テレマンの先日編曲しましたアリアも2グループが演奏していました。皆さんバロック好きなんです。テレマンのアリアは1グループは編曲譜が悪くて低音がよどんでいました。もうひとつのグループはまぁそれなりの編曲ですが、原曲がアリアであるのでもう少し歌のパートを意識したアレンジでないといけません。高音部で音が団子になっていました。

3時になってNさんAさんの登場です。



少し指がもつれたところはあるものの全体としてテンポ設定、ハーモニーバランスはとても秀逸でアンサンブルも息が合っていて沢山練習したことが伺えました。私が編曲で意図したサウンドがとても綺麗に響いていました。終演後お二人に久々にお目にかかり演奏の出来を大いに讃えました!

前半のソロの部も出場15名のうちバッハを弾いたのは4名、ヴァイスが1名でギターのオリジナルであるソルとコストは2名でした。バッハ、バロック大人気、ギターオリジナル不人気?みたいな感じでした。従って前半も後半も編曲が多くを占め、それだけに編曲の質が問われると思います。

バロック音楽の旅15第2回

2022年10月09日 23時01分23秒 | 音楽系
バロック音楽の旅15講座第2回のレクチャーが終了しました。第1回はバロック音楽の基礎知識のレクチャーを毎回やっていますが、第2回はテーマを決めてのレクチャーです。今年は「著名作曲家のレアな曲」というタイトルで珍しい曲、奇妙な曲、よくこんな曲書いたなという曲などを8曲サウンドとビジュアルを交えて紹介いたしました。



紹介した曲は次の曲です。

1. J.ハイドンJ: バリトントリオ81番
2. J.S.バッハ–S.L.ヴァイス : ヴァイオリンとチェンバロのための組曲イ長調
3. D.スカルラッティ: 猫のフーガ
4. J.ガロ : シャコンヌ彗星
5. G.P.テレマン : ガリバー組曲よりリリパット(小人)のシャコンヌ、ブロブディンナグ(巨人)のジグ、時々目を覚ましながら昼寝するラピュタ人、礼儀正しいフウイヌムのルーレとヤフーの怒り 
6. M.マレ : 膀胱結石切除手術の光景
7. J.H.シュメルツァー: 放屁の日のためのソナタ
8. J.ダウランド : チェンバレン殿様のガリヤード

1曲目のハイドンは珍しい楽器としてバリトンを紹介しました。2のバッハ、ヴァイスの共作という珍しい成立過程を経た曲、3の一風変わった音程が続くテーマのフーガである猫のフーガあたりはまだ穏当ですが、だんだん過激な曲が出てきます。

4では1664年の彗星が7度の和音で始まる曲の成立と関係しているのではないかという仮説を立ててみました。5のテレマンの曲はオリジナルの楽譜を見ていただきながら聴いてもらいました。「忠実な音楽の師」がオリジナルソースですが、リリパット(小人)のシャコンヌを3/32という拍子で書き、いかにも小人が群れ動いているような譜面の楽譜を書いたテレマンのウィットには感心します。

6のオリジナルの楽譜に書かれている言葉---手術の進行や様子を書き表していますーーーの訳を音楽の進行に合わせて表示していきましたので、どの音型が手術のどういうところを表しているのかがよくわかって頂けたと思います。楽譜はとてもビジュアルに書かれています。

7シュメルツァーのユーモアあふれる曲はもう聴いて頂ければすぐわかるもの。最後の8ダウランドの曲はヴィジュアル付きでしたので、百聞は一見に如かずでした。

次回第3回の講座はコンサートは11月13日(日)でチェンバロの杉浦道子さんをお迎え致します。この講座は県外の方も、途中の回からもご参加できますので、興味のある方は是非桑名までお越し下さい。

急に涼しくなってきました

2022年10月08日 21時18分59秒 | 音楽系
昨日から急に涼しくなってきました。むしろ寒いくらいです。先週まで真夏日があったのに。スーパーに半袖で買い物に行きましたら、なぜかしっかりと冷房が効いていて、それを知ってか皆さん長袖ばかりでした。もう少し冷房を押さえてもらわないと半袖は寒い。

急に気温が下がるとペグのついた楽器は注意を要します。木が少し縮むので下手するとポロンと抜けてしまいます。一応自分の楽器を調べてみましたが、抜けているのはありませんでした。私が今メインに使っているラース・イェンソンのバロックリュートはペグが割と固めのところが多いので、回しやすくなっていました。でもこの楽器、回しやすくすると抜けてしまうことがあるので、いつも固めに調整しています。ですから回しやすくなっているペグは少し詰めてまた元の固さに戻しておかなければなりません。

29日にコンサートがありますので、バス弦を交換しておこうかなと考えています。明日はバロック音楽の旅15第2回講座があるし、月曜はとあるところにでかけなければいけませんので、火曜日に交換ということになりますか。知り合いの某ギタリストなんか本番の当日に巻き弦を交換するくらいですが、リュートではそんなことはとてもとても。火曜日に交換ならに2週間以上さきの29日には十分安定していると思います。

パデュー大学での事件

2022年10月07日 14時20分37秒 | 日々のこと
ちょうど12年前の10月6日にパデュー大学の根岸英一先生がノーベル化学賞を受賞されましたが、そのパデュー大学でくしくも10月6日(日本時間、昨日)に恐ろしい事件が起きました。学生の寄宿舎で殺人事件が起こったのです。犯人はルームメイトで直ちに逮捕されました。あまり大きくは報じられていませんが、もうこの程度と言ってはナンですが、この話はあまりネタにならないのでしょうか。

パデュー大学は私の娘が留学していた大学で、15年くらい前同大学でレクチャーコンサートをしたこともありました。同大学は寄宿舎がとても完備されていて、大学からは地下道がはりめぐらされていて、それを通って寄宿舎に行くことができます。なにしろ彼の地の冬の寒さは半端ではありませんので、外に出ずに寄宿舎まで行けるのはとても素晴らしいことだと思いました。

パデュー大学はインディアナ州のウェスト・ラファイエットというところにあります。ホピーに娘の大学のことを話したら、ラファイエットという地名はフランスの貴族でアメリカ独立のために戦ったラファイエット侯爵マリー=ジョセフ・ポール・イヴ・ロシュ・ジルベール・デュ・モティエにちなんでいるそうです。アメリカ各地にラファイエットにちなんだところが何か所もあることも教えてくれました。

しかし郊外の平和で静かな一角でこういった事件が起こるとは思いもよりませんでした。世の中が物騒になってきているのかも知れませんが、今後は起こらないように祈るばかりです。

電力会社の深謀遠慮!?

2022年10月06日 20時19分45秒 | 音楽系
かつては電気の使用量や料金は、はがきより少し大きな紙片が毎月ポストに入れられていて、そこに記載されていました。はっきりは覚えていませんが、少し前からそれが廃止にになりウェブで閲覧する形になりました。そしてカテエネという名前のサイトに登録して、電気の使用状況を確認できるようになりました。

このサイトでは電力使用量の推移が日別、月別でグラフで見ることができ、料金の推移も同様に見ることができます。料金のグラフには省エネ賦課金の分が色を変えてありさらにそこをクリックすると金額が表示されますし、ご丁寧に前年年同月のデータまで出ています。

ところで私は使用電力等をお知らせする紙片の時代から、エクセルに毎月の電力使用量、金額、省エネ賦課金そして計算式を入れて1kWhあたりの金額を記録しています。意外とマメに続いていますが、それを見ると電気料金は年々上がってきているなぁとつくづく思います。

カテエネサイトはあらゆる情報が表示されているようにも見えますが、実はひとつだけ出していないデータがあります。それは1kWhの金額の推移です。ありとあらゆると思えるくらいのデータを提供していただいている感じがしますが、それだけは出していません。これを出すとどう値上がりをしてきているかが見えてきますので、あえて出していないのでしょう。でもユーザーはここが一番知りたいところなんです。

私のエクセルの表を見ますと、約20年くらい前は1kWhあたり22円だったのが、10年程前あたりから値上がりに転じて最新の今月は何と41円です。(計算データ入力が面倒なので、税金も賦課金も含めた金額を使用量で割っていますので、実際はもう少し低いです)あまり正確なデータではないですが、推移に関しては読み取れると思います。

ウチが契約している電力会社は日経新聞によりますと14カ月連続で値上げしているそうな。カテエネサイトで口当たりのいい言葉ばかり並べないで、値上げしたという情報もはっきりとわかるところに書いておいてほしいですねぇ。そういう負の情報を伝えることも大事なことです。

加賀乙彦著「湿原」の読後感想文

2022年10月05日 15時07分32秒 | 音楽系
ひょんなご縁で加賀乙彦著「湿原」を読みました。上下巻で1000ページを超える大作だけに読むのに一か月以上もかかってしまいました。鱈腹食べたあとですので今はちょっと軽い感じで宮部みゆき編の松本清張傑作短編コレクションをかじっています。

湿原は60年代後半学生運動が荒れ狂っていた頃から70年代にかけての日本が舞台です。小説はとても重厚な筆致で進められますが、決してエンターテイメント性を捨てているわけではなく、ストーリーが次々に展開されていき、読者を飽きさせることはありません。姫路市美術館で野田弘志の連載小説挿画集を見てすでにこの小説の世界観に浸っていましたのでストーリーにぐいぐいひきつけられました。

60年代後半以降は私もよく知っている時代ですが、小説を読むととてもその時代性が生々しく迫って来ると同時に、ひとつの歴史としての時代性も見ることができました。この時代を知らない人がこの小説を読むとどんな感想になるのでしょうか。もっとも加賀乙彦という作家は今の新しい世代にはあまり読まれていないかもしれませんが。

ストーリーの中で特に興味深かったのは、ヒロインの池端和香子が獄中で差し入れされたピアノの楽譜を読む下り。和香子は音楽の才能がありかなり達者にピアノを弾くことができるという設定になっています。頭の中でベートーヴェンやモーツァルトの音楽を再現して不当に投獄されたときを過ごす場面が何度も出てきました。結構渋い曲が多く、作者はきっとクラシック音楽に造詣が深いのだろうということが想像されます。

もし私が不当に逮捕!?されたら何を獄中にに持っていきましょうかねぇ。(笑)やっぱりヴァイスのロンドン写本とドレスデン写本の2冊でしょうか。しばらくは楽器がなくても獄中での時間を過ごせるかも知れません。もっとも独居房でないとゆっくりと読譜できないかもしれませんが。そういや以前歯科治療のときヴァイスのヘ長調の組曲や変ホ長調の組曲を頭の中で再生して気を紛らわせていましたことがありました。もちろん左手も右手もきちんと動かして(イメージでですが)います。ないのは楽器と空気の振動としての音だけです。歯科治療も場合によっては拷問に近いときもありますので、ヒロイン和香子と同じようなことをやっていたのかも知れません。

傑作のジャングル

2022年10月04日 15時52分15秒 | 音楽系
バッハのカンタータや受難曲は、彼の創作の中核をなす作品群です。カンタータは200曲を超える作品が伝えられており、受難曲も4曲書いたらしい中で2曲が残されています。バッハの作品を自慢げに?語る人で器楽曲ばかりを挙げていてる方がいますが、これはバッハをあまり知らないと言っているのと同じ。よく傑作の森なんてことばをベートーヴェンの作品なんかに使いますが、バッハの声楽関連作品群は「傑作のジャングル」です。(笑)もうここに入ったら出られなくなってもいいくらいです。

これだけの大密林ですから全曲録音した音楽家はそう沢山いるわけではありません。古くはレオンハルトとアーノンクール、そのあとではコープマン、ガーディナー、鈴木雅明らが全曲(ほぼ全曲?)録音しています。ヘレベッヘとかモントリオール古楽合奏団(指揮者は誰だったっけ?)はいい録音を残してはいますが、全曲は録音していません。

そんな中私が注目しているのは、ルドルフ・ルッツ指揮のバッハ財団管弦楽団です。スイスのザンクト=ガレンに拠点を置く同楽団は2006年に設立されたばかりですが、全曲録音したような感じがするくらい沢山録音していますが、まだ全集のボックスは出てないところをみるとあと一歩というところなのかも知れません。

スイスを拠点にしているだけあって、スコラ出身の人も多分多いのではと、アーチスト名を見てみると、ありました。カウンターテナーのアレックス・ポッター、恥ずかしそうにグローサー・ザールで歌っていたのが思い出されますが、いい仕事をするようになったもんです。カンタータ198番は誰がリュートを弾いているかを見てみますすと、マリーアとビンセントの名前がありました。二人とも私が留学していた当時一緒にホピーのクラスにいた人たちです。マリーアはスペイン人ですが、あまり名前を聞かないのでどうしているのか気になっていましたが頑張っているんですね。ビンセントはスイスのフランス語圏出身で、製作家のモーリス・オッティジェーは彼のことをよく知っていました。何でも高校生くらいの頃は超秀才でならした人だとか。2013年頃、スイスに行ったときにベルン駅の地下で彼とばったり会ったことがありました。なんという奇遇!。彼はこの楽団以外にも録音を聴いたことがあります。

当楽団の演奏はナクソスで聴けますので、しばらくは傑作のジャングルに入りこんでみましょう!


高嶺の花

2022年10月03日 20時33分23秒 | 音楽系
ひと頃ブルックナーばかり聴いていた時期がありました。演奏はダニエル・バレンボイム指揮のシカゴ交響楽団です。バレンボイムがシカゴを振っていたのはかなり前ですが、今年の12月にスターツカペレ・ベルリンを率いて来日公演をします。

コロナ禍で来日アーチストが減っていますが、特にオーケストラは経費がかかるのでぐっと減ってしまいました。最近だとフランソワ・グザヴィエ・ロト指揮のギュルツェニヒ・オーケストラ・ケルンが7月頃に来日公演を行っています。このときの赤穂市の公演に、私はのこのこと出かけて聴いてきました。

で、そのバレンボイムの公演ですが、驚いたのは入場料です。東京と大阪で計4回公演があります。もちろん名古屋飛ばしです。一番安い席で15000円、いい値ですねぇ。一番いい席だと3万ですからねぇ。桑名から新幹線に乗って会場に行って、一番いい席で聴くと5万を超えます。もし終わってからの余韻を楽しもうと、おいしいところで食事をしてホテルの部屋なんかとると下手したら10万近く行ってしまいます。チケットがこんなに高いのもやはり円安の影響でしょうか。この調子だとコロナ禍が収束しても外国のオーケストラの来日自体がそもそもあまり望めなくなるのかも知れません。やっと来てもらってもチケットが・・・

ちなみに7月のギュルツェニヒ・オーケストラ・ケルン赤穂公演はなぜかとてもリーズナブルでした。チケット6000円で一応終演後はホテルに泊まりましたが、交通費(車=ディーゼル車)も含めて1万台で収まりました。このくらいだと何とか・・・

Studio One 6 リリース!

2022年10月02日 14時58分13秒 | 音楽系
バージョン5.5でずっと止まっていたStudio One が6をリリースしました。私は5.5を使っていますが、そこからのバージョンアップは19800円でできます。10000円くらいとか9800円って演出してくれたら間違いなくアップグレードするんですけど、ちょっと迷ってしまう金額です。

Studio One

バージョンアップの内容を見てみましたら、少し引っ張られるものもありましたが、基本的には大半が私にはあまり必要のないところでした。

録音のエディットにはSequoiia 15 を使ってますがこれも16にバージョンアップされています。こちらもあまり必要のない部分のアップグレードばかりで、必要を感じませんでした。15の前は11でしたが、コアな部分は何も変わっていません。ただVST3が使えるようになったことと使いやすい日本語マニュアルがあるので大枚を叩いて15を購入した次第です。

Studio One はまだ比較的新しいDAWですが、基本部分の完成度は高いです。他のDAW、例えばLogic, Cubase, Digital Performer などはもう20年、30年と続いているDAWなので基本部分は直す余地はあまりないみたいです。ただコーディングが古いということで速度や音質の問題も出てくるでしょうけど、今更ごそっと全て新しく書き換えるのもリスクがあるし経費もかかるのでなかなか踏み込めないという事情もあるのでしょう。

一般的に音楽関係のデジタルは枯れたものが多いです。MIDI規格なんてまだ使われていますが40年くらい前に決められた規格です。その頃はPC8001、Basicの時代であったことを考えると恐ろしく長持ちしている規格です。昔習得したPC8001やBasicの知識は何も役に立ちませんが、音楽関係のデジタルはありがたいものです。DAWもある意味保守的だし、実際問題ごそっとインターフェイスを変えてもらっても困るし。まぁでもメーカーのことを考えると時々はバージョンアップに付き合わないといけないのかも知れません。