「やたら」という料理

2008年07月31日 | 料理
記録的な暑さのニュースと共に、熱中症で病院に搬送される方や亡くなられたかたの話が度々届く。

 ご近所でも、救急車で高齢者の方が運ばれていったと話題になった。年齢を重ねると喉の渇きに鈍感になるのだという。

 屋外でなる方が多いと思っていたら、室内で夜間寝ている間になる人も結構多いのだそうだ。そんなことを聞いてから、夜中に目が覚めたら水分を補給するようにしている。

 娘から「会社へ電話して悪いんだけど」と電話。「また何事?」と思えば、「出汁の中身教えて」
 どうも味は女系に慣らされるらしい。娘の夫がとうとう私の味に慣らされてきて、「おかあさんのあれが美味しい」ということになったのだ。
それがどんなすばらしい料理かといえば・・・・・お野菜を揚げて、煮立った天つゆ程度の出し汁に漬け込むだけ・・・・ナス・ピーマン・かぼちゃ・オクラ・インゲン・・・・それぞれの季節にあるもの・・・・もっぱら野菜整理のためみたいに作っているのだけど。熱くても冷やしてもおいしい。

 各地で呼び名があるようだけど「やたら」と長野あたりは言うらしい。
きゅうり・ナス・みょうが・青じそ・オクラ・しょうが・ピーマン等を細かく刻んでビミサンをかけて混ぜるだけ・・・・これ私流。本当は味噌漬けを細かく刻んでまぜるらしい。
 そのまま頂いても食欲不振の時には最高。冷奴の上にのせても・ソーメンの薬味にもいけます。
 幼い時食べた物は忘れないものらしく、娘が「おかあさんの作ってくれたあの味」とリクエストされる。自分で作っても同じ味にならないと。・・・・恥ずかしいけれど、手加減さじ加減気分次第で、レシピなんてないのよね。

 毎日毎日新鮮なお野菜を食べられて幸せです。・・・あたらしい料理法はなかなか頭に入らないのが難点だけど。

                       依田 美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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