お寒くなりましたが、灯油高ですね。

2007年11月07日 | 日々のこと
 灯油が高くなった頃から、製材工場から出る端材が引っ張りだこになった。かってはどこの家も焚き物だったから、順番待ちではけたものだったが、新築を機に、灯油かまたは兼用釜に移行していった。

 景気の浮き沈みが顕著に薪の需要に反映する。ここ暫くの間、もう薪風呂なんて存在しなくなったのではと思っていたがどうもそうではないらしい。自衛のために、時間と労力をおしまなくなったらしい。

 道路沿いの会社の空き地に「ご自由にどうぞ」と看板を掲げて置いておくとあっという間になくなる。時たまには「この次は何時ですか」と電話も入る。
お金をかけて処分していた時期もあっただけにうれしい。

 もっとも薪ストーブ用にと言う方もけっこうおられるようだ。どうしても欲しいという方は工場に直接出かけていただければ確実です。

 それにしても、ガソリンにしても、灯油にしてもそろそろ限界の価格ではなかろうかと思うんだけど、そんな関係もあって、太陽光発電と薪ストーブをご希望される方がこの所多い。

 薪ストーブの薪代は購入する時になると、けっこうお高いものである。あくまで趣味と体力づくりを兼ねてというあたりがいいようだ。

 いよいよ信州は朝晩ストーブが欲しい時期に入った。あの暑かった長い夏が懐かしく思われる日々が始まる。

                        美恵子

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秋の日のハプニング。

2007年11月06日 | 日々のこと
協会の配布物を初めて配布に伺ったお宅のお庭があまりにすばらしかったので、足を止めたのが間違いの元だった。

 事務所に帰って暫くしたら二の腕がチクチクし始めた。ゴミかしら位に思いセーターの上から掻いていたら、かゆみの位置が移動した。

 動物的勘が働いた事務所の片隅で気合をいれて、セーターをぬいだら、ポタリと落ちた。そうなんです、毛虫だったのです。

 幸いなことは袖口から覗いて目をあわせなかったこと。もしそうだったら卒倒していたでしょう。その位嫌いなんです。

 たかが毛虫なんて侮れません。二の腕はしっかりかぶれてひどい状態です。これが小さい子供だったらと思うとゾーとします。

 秋の日のとんだハブニングでした。・・・・・いいお庭だったんですよ。上から落ちてこなければ。
                        美恵子
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切手の収集のちょっとしたコツ。

2007年11月05日 | 日々のこと
 私の秋の風物詩である、干し柿づくり。今年も350個の柿を1晩でむいた。義父に手伝ってもらって柿のれんにした。それを見るととっても幸せに感じる。

 義父と息子と3人で、稲こきをする。ほとんどコンバインに依頼してあったので、猫の額ほど。来年からはすべてを委託することにしたので、義父にとっても私にとってもこれが最後の稲こきになるはずだ。
 私はともかく義父にとってはどんなにか感無量であろうと、口には出さない義父の心を思い計った。

 市の文化祭で、パートナーシップ佐久はその活動の中で作った「ぼかし」を販売した。「ぼかし」とは生ゴミに混ぜて、有機肥料にする一方、ゴミを減らし環境にやさしくをねらっているものである。籾殻・こぬか・黒蜜・EM菌を発酵させて作ったものである。市販もされているが、格安であるので、この日のみの販売だが、いつも早々と完売になるとのこと。

 野沢会館いっぱいに陳列された文化祭の出展品をみさせていただいた。半日位かけないとみきれないくらいだ。佐久の文化の高さを実感した。中に切手の愛好家の展示があり、井出新九郎さんの「130年前の書簡」のコレクションには物を所有し続けることの意味を感じた。説明してくださった岩田さんが、今の手紙も100年持っていればと言われたが、私はこの頃30年分の年賀状初め手紙類を処分したばかりというと、゜もう捨ててしまいましたかと残念そう。なにか???とお聞きしたら、収集している方からみると宝の山らしい。夫の分は手づかずですのでと、収集品があるかどうかを調べてみますとお約束する。

 毎日の郵便の切手を切り抜いているが、日付のはいっている部分を取り込んで、鋏をいれなければ価値がないようだ。毎日同じ80円切手などどこに集める意味があるのかと思っていたが、その日付が大切なのだそうだ。

 10月に民営化されたが、1ケ月位の日の入った民営化になった切手を貼った書簡はそのまま所持していたほうがいいとのこと。・・・・コレクターには。

 今スタンプも機械であるので、うまくスタンプが切手に納まるためには、気持ち下に貼るのがコツなのだそうだ。

 小学校時代切手の収集熱に取り付かれたことがあったので、楽しくお話をきかせていただいた。
                           美恵子
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ニチアス耐火材偽装で。

2007年11月02日 | 住まいづくり
 ニチアスの耐火材偽装のニュースに、憂鬱な気分になった。物づくりしっかりしてよと言わずにいられない。

 ニュース以来あちこち調べたが、幸いなことに長野県での販売がなかったということで、お客様にもとりあえずそう説明申し上げている。

 取り替えると言う言葉は簡単だが、大変だろうな。

清く、正しく、美しく路線に入ったはずなのに、世の中の不正はなかなか終わらない。・・・・トップに立つ様な人があんな状態の日本だものね。子供になんて説明すればいいんでしようね。

 まだまだ内部告発は続きそうですね。
                             美恵子
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体験ハウスの小さな紅葉

2007年11月02日 | 日々のこと
体験ハウスの小さな紅葉もご覧下さい。

日毎に綺麗になって行くようです。

おまけの小さな紅葉でした。

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千ケ滝の紅葉

2007年11月02日 | 日々のこと
軽井沢の千ケ滝の紅葉をちょっとお知らせいたします。

言葉では言い表せない素晴らしさでした。

光が当り透き通るような赤やオレンジお伝えできないのが残念です。

是非お出掛けください。


            中島みゆき
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軽井沢高級別荘地を視察して。

2007年11月02日 | 住まいづくり
軽井沢は紅葉の真っ盛り、赤・赤・真赤、もう目を奪われぱなし。佐久の赤も美しいが色の鮮やかさが違うのだ。1日長野県宅地建物取引業協会の「軽井沢地域内の高級別荘地、分譲地、分譲マンションの視察研修」があった。

 軽井沢はミニバブルだと言われている。かってのバブルとの大きな違いは実需だということだ。かっては軽井沢に限らず日本中土地が投機対象だった。法人の保養所も沢山建設された。

 バブルが弾けて半値7掛けまで下がり、元の価格かそれ以下に戻り、値ごろ感がでたところに、アクセスが格段によくなりここ数年別荘ブームである。
建物を選べば永住も可能となり、こちらに居を移される方も多い。
さすがに国際観光避暑地としての国のお墨付きもある歴史のある避暑地軽井沢である。

 マイクロバス3台に分乗し、高級別荘地を地元の不動産屋さんが案内してくださった。日頃ちょくちょくと見てはいるが、その土地の裏話みたいなものを聞くとなるほどと納得してしまう。
 土地の価格もかってよりは安いとはいえ、1000㎡以上という規制があるので、庶民には高値の花ともいえるが、世の中にはお金持ちがいっぱいいるんだあーーー。(ウムウム納得)

 それでも鹿島の森では300坪では肩身が狭い雰囲気、1000坪をゆうに超える敷地は手入れもされ、本当の軽井沢という雰囲気だ。

 この頃の傾向は分譲マンションだ。高級マンションは90㎡台で7000万円台。
高級感漂うモデルルームで、主婦でもある私達の会話ときたら、「これだけの面積だと収納が少ないわね」「要る物だけ持ち込めばいいんだしね」「そうよお箸にお茶碗にお皿が何枚か、下着が3組にパジャマ2枚・・・・」「私達の押入って要らない物がはいっているんだものね」・・・・・せっかくのゴージャスなモデルルームをみての感想がこれじゃ可哀想か。

 お風呂の入口がガラス戸は最近の傾向。外国暮らしの経験のある友人も、あちらもそうだったとのこと、これはプライベートの部分とのすみわけの問題らしい。
もっとも湯気で曇るから期待(?)されるほどは見えないとか。・・・・これは建材メーカーに以前聞いた話。

 あの高価のマンションを購入する方を想像しながら、女性たちの会話。「幾ら持っていたら買えるのかしら」「お金もそうだけど、時間だって思わない?」「お金を持っていても人生の中の時間が決め手では」「私達もあと何年・・・・・」「自由に動きまわれるのは・・・・・」「親の介護もあるし・・・・」「いつ仕事を辞められるか・・・・」
おうおうなんと現実的か。

 団塊世代の方が違った場所に居を移すことの気持ち、いろんな方がおられるけれど準団塊世代の私にはわかるような気がするんだけど。

 とてもうれしかったのは、案内していただいた高級別荘地に当社が施工させていただいたお宅が幾つもあったこと。建てさせて頂いて有難うございました。

                          美恵子
 
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長野県にカラマツブーム来る・・・・・その1

2007年11月01日 | 信州の木材
 NHKの取材を受けましたから、ご覧くださいとのお取引先からのご案内があった。今長野に「カラマツブーム」がおきているという内容である。

 放映された内容からすれば、まことに申し分のない話であるが、渦中にいる私としては腑に落ちない。
 確かに、山の現実をみればこれ以上放置できない所へきている。県産材を使った住宅を建てようと官民その方向へ動いてきていた。しかし現実は価格差であったり、木材業界の長い停滞期によりその供給体制も万全ではなくなってしまっていたりである。

 それでも県の「50万円の助成金制度」というバックアップもあって、県産材を使った家を建てたいというお施主さんも増えてきた確実に、ブームとはいえないまでも増える方向ではあったはずである。

 しかし県産材を50%以上というハードルも高いのも事実であったから、県産材を使った針葉樹合板もその数値に含めるということになった。
折りしもロシアからの材料の入手がうまくいかなくなってきた合板工場との思惑にもあい、長野県の唐松が合板工場に流れ始めたのである。

 そのボリュウムが半端ではないため、長野では「カラマツブーム」が起きたと
言われる所以である。
確かに80%も切捨てにされている現実からみれば、救世主かもしれない。しかし80%を出材するにはそれなりのコストがかかるから、今の現状ではおいそれと出材できる状況にはない。
 そうなるとどうなるか、今の市場から材の奪い合いになる。現実にそうなってきているといえるだろう。幸か不幸か公共事業の減少により、実需が少ないからパニックにはなつていないが、業界にとってむずかしい局面であることには間違いがない。

 唐松の針葉樹合板は価格が高い。これがどう市場にのれるか。これもこの「ブーム」の行方を左右するだろう。輸入材がコストを含めて困難になる方向が見えている今後、否応なしに使わなくてはならない時期はくるであろうが、それがいつになるかということである。

 「ブーム」と言われているものは恐ろしい。終わりがあるからだ。これを定着させるには、県の森林整備の入札にも行き着くだろう。そこまで踏み込まないと既存の市場がなりたっていかない。そうでないと「ブーム」で終わってしまった時、長野県の山はどうなっていくのかわからない。おりしも森林税が導入される。
たぶんこの当たりが勘案されていることだろう。
山の木は伐れても、その流れがないことにはどうにもならないから。

                            美恵子
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