(日本武道館での卒業式。Futta.net より引用。)
武道館公演と聞くと、私には出演タレントの成功の証しのように思われました。ところが、最近では「そうでもない」ようなのですね。
NHKテレビの深夜放送には、聞いたこともない女子アイドルグループが何組も出演します。その中で平均年齢が20歳に届かず、その深夜番組で私が初めて見たような、たいして可愛くもなく、歌なぞは付け足しのアイドルグループが、すでに武道館公演を成功させたというのです。
あとで聞いたところによるとドーム公演のほうがずっと上だそうで、ドーム公演の場合、収容人数が武道館の数倍で、音響設備の設置もむずかしく、ドーム公演を成功させないと超一流とは言えないのだそうです。武道館の定員は8,000~1万人ですが、実際には8,000人に満たなくても空席を目立たなくすることができるので、ボロが出にくい会場なのだといいます。
ですから、山下達郎さんのように武道館ライブをやらないことが、かえってステータスになっているタレントもいるそうです。かつて紅白歌合戦に出ないことが大物の証しだったのと同じですね。
タレントもいろいろ考えているのだなと感心します。私とは縁がない世界ですけれども・・。