(銀座コージーコーナーのHPより引用。)
菓子パンにクリームパンというのが昔からあります。いまでも昔と同じグローブのような形です。
昔のクリームパンに入っていたクリームは、黄色い糊を甘くしたような感じでした。現在のクリームは、もっとカスタードっぽくなっています。それでも、シュークリームに入っているカスタードとは違います。
きのう述べたレシピ本にカスタードクリームの作り方が載っていました。で、中学生の私は作ってみました。うまくいかないのです。小麦粉が固まってダマになってしまいます。洋菓子店「モンブラン」のカスタードクリームのように滑らかにならないのです。これは技術だと、こればかりは素人にはマネできないと思いました。
大阪のたこ焼きは、外はカリカリでも中味はとろーっとしていて、しかも中味はナマではありません。他の地方のたこ焼きは中まで固まっており、丁度お好み焼きを丸くしただけの感じです。 小麦粉が違うわけではなく、技術が違うのでしょう。
カスタードクリームにもたこ焼きにも技術が必要だと、むかしから思っています。だから旅館で、パラフィンで客が煮たり焼いたりする料理が出ると腹が立つのです。素人では煮たり焼いたりが満足にできないからこそ、料理人が存在するのではないでしょうか?(2013-07-13 参照。)
※今日、気にとまった短歌
自らを飾るも隠すもまだ知らぬ幼(おさな)が歌う「ありのままに」と (春日井市)山崎美帆