Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

国立の大学通りの桜

2010年04月07日 | 東京
 国立駅前からまっすぐ谷保駅まで伸びる大学通りの桜。なんとなくアカデミックな香りがする桜かな。なんといっても大学は一橋大学だもの。昔は桜並木の下にたくさんの出店が並んでいたのだが、今は桜の根が傷むからという理由で国立駅周辺の出店はなくなったという。そのせいだろうか、屋台から漂う料理の匂いにかき消されることがなくなったアカデミックな桜の香りが大威張りで街中に漂っているよ。
 20年も前のことだけれど、この街に数年住んだことがある。桜の時期も幾度かこの道を歩いた。街の何が変わったのかな。よくわからない。国立駅は変わってしまったけれど、街並みは大きく変わらない街。国立の風景の変化はゆっくり、ゆっくり。
 ところでアカデミックな桜の話をもう一つ。申請していた研究費の内定をいただいた。サクラサク。
(「2010年の桜」三部作完結)