ゼミ合宿の帰り、皆で少し涼をとろうと近くの垣花樋川(かきのはなひーじゃー)に寄った。樋川(ひーじゃー)は、湧水の水場のことで、沖縄にはいくつもそうした場所がある。青い海を望むことのできる樋川としてテレビでは見たことがあったが、行くのは初めてだった。
木々に囲まれた急な石畳をしばらく下っていくと、眺望が開けて久高島をはじめ、たくさんの島々が浮かぶ、一面の海が広がる。その横につめたい水がわき出る場所があって、たくさんの地元の子どもたちが水場で楽しそうな声をあげながら戯れている。陽に焼けないように全身を防御する親の姿が、子どもと対照的に痛々しくも見える。
人工的に作られたプールに行くより、自然の中のこちらの方がずっと楽しいのだろう。自然の中で遊ぶ子供たち。那覇にいるとまるで夢のような風景が広がっている。そんな風景を見ると、ひんやりした湧水の水しぶきが体感温度をさげるだけでなく、心の中から清涼感が満ち溢れ出す。
木々に囲まれた急な石畳をしばらく下っていくと、眺望が開けて久高島をはじめ、たくさんの島々が浮かぶ、一面の海が広がる。その横につめたい水がわき出る場所があって、たくさんの地元の子どもたちが水場で楽しそうな声をあげながら戯れている。陽に焼けないように全身を防御する親の姿が、子どもと対照的に痛々しくも見える。
人工的に作られたプールに行くより、自然の中のこちらの方がずっと楽しいのだろう。自然の中で遊ぶ子供たち。那覇にいるとまるで夢のような風景が広がっている。そんな風景を見ると、ひんやりした湧水の水しぶきが体感温度をさげるだけでなく、心の中から清涼感が満ち溢れ出す。