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もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

台湾大学

2011年05月09日 | 台湾
 「台湾大学の正門を入ると二階建ての建物があって、その二階に祖父の勤めていた台北帝国大学時代の研究室があった」と祖母や母に昔から聞かされた。祖父の研究者としても出発点がここだった。
 仕事を終えて、夜9時過ぎにこの場所に立つ。金曜日の夜のせいか、まだ構内にはたくさんの人が残っている。図書館の前には仮設の舞台がたち、舞踊パフォーマンスの後に続くトークセッションが行われている。賑やかな構内。
 私の研究者としての原点がここにあったのではないかとふと思ってしまう。大きく息を吸った。なんだか懐かしい香りがする……。そしてここからre-start!