Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

台風が過ぎると

2011年05月29日 | 那覇、沖縄
 朝起きると台風はすっかり通過し、風もやんで静かな朝になっていました。わが家はハイビスカスの鉢が倒れただけで、大きな被害はなかったのですが、裏の中学校では、倉庫代わりのプレハブの大きなトタン屋根が、それごと吹っ飛んでいたし、校庭の木が倒れて悲惨なことになっていました。街では、信号機や看板の支柱が曲がっていたり、道路にどこからか折れて飛んできたテレビのアンテナが落ちていたり。台風一過の状況としては、このところなかった状況だったかもしれません。
 もう一つ、気がついたことはガソリンスタンドに並ぶ長い列。さきほどバスに乗って帰ってきたのですが、どのガソリンスタンドも十数台の車が列をなしているのです。この車、給油待ちではなく洗車待ち。沖縄の台風の雨風は、海水を運んでくるので、普通の水と違って、車がべとべとするというか、ゴミがこびりつくというか、とにかく東京の台風とは違って車の洗車をしないとサビついてしまうのです。
 昨晩、那覇のホテルで台風を経験した友人は、「スリリングな体験をした」そうです。ホテルは九階でものすごく揺れたとか。だって三階のわが家で揺れたのですから、九階の揺れは相当だったでしょうね。でも夜中に台風が通過してくれたおかげで、気持ちよい太陽の光のもと、友人の買い物にも付き合えたし、カフェでお茶もできたし。なんといっても友人が一番よかったと思います。だって今日の昼間に台風上陸していたら、買い物どころか、東京に帰れないですもの。