Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

静岡県といえば、バリ島といえば

2015年05月24日 | 浜松・静岡
 先週のこと、「千円札の裏面に印刷されている写真は山梨県側から撮影したものです」と山梨県出身の新入生が自己紹介で自慢ありげに(かわいらしく)言ってましたが、私には山梨だって静岡だってそんなものはどうでもよいわけです。静岡県でありながら、「目を細めないと富士山が見えない浜松」に住む私にとってはそんな議論は不毛なわけね。ところが、そんな身近とは決していえない富士山を描いた手ぬぐいを、天候にかかわらず日々、浜松の家で眺めるため、なぜか沖縄で購入してしまったのです。
 これを買った先週の日曜日、沖縄はむちゃくちゃの猛暑で、「真夏か?」と思うような太陽の光。しかも買った店を出ると亜熱帯の青い海が遠くに見えるという景色。このあたかも南の島を象徴するような気候と風景というシチュエーションの中で、なぜ富士山の手ぬぐいを「いい」と思えたのでしょう?一時の迷いなのか、静岡愛なのか。いや、そりやない!
 正直、今、冷静になって思い返してみると、買ったとき「この山」は、「富士山」ではなく、バリの「アグン山」に見えたのではないかと思うわけです。ちなみにアグン山はバリの最高峰。標高は3031メートルなので、富士山の標高3776メートルよりは645メートル低いわけですが、エベレスト山と富士山の違いほどではないのです。
 そうだ(パチン!と両手をたいて)、これは富士山じゃないんですね。アグン山だ!アグン山なんです!ということで、このブログのタイトルは「静岡県といえば」に加えて、「バリ島といえば」というタイトルも加えることにしました。アグン山が見たい方、富士山が見たい方、今ならわが家の床の間で、もれなく両山がご覧いただけます。