ケマプラン作成業務について、AIが支援できる可能性について紹介している。
すでに何段階かの検証は済んでいるとのことで、現実味を帯びた取り組みであることが分かる。
引用
・AIを活用してケアプラン第2表原案を作成することで、第2表原案作成時間が3~4割短縮された。また、約6~7割のケアマネージャーが業務負担軽減や新たな気づきの獲得を実感した。
・AIはケアマネジメントの一部を代替し専門職を支援するという位置づけであり、ケアマネジメントにおける専門職としての価値は変わらない。むしろ、AI活用に係る倫理的な配慮を行いながら人間とAIが共存し、ケアマネジメントの質や利用者像の解像度を高めていくという視点では、ケアマネジメントに係る専門職としての価値はますます高まる未来があるのかもしれない。
前任者から引き継いだケアプランについて、それを目標とする根拠や意図が不明確で、全体像が把握しにくいという経験は、少なくはない。
また専門職うんぬんという以前に、作文力(国語力?)の乏しいケアプランも目にする。
そういった面でもAIを活用することで、読み手にやさしく、根拠に基づいたケアプランができるのかもしれない。
また特に要支援者は、長期目標、短期目標が通り一遍になりがちであるため、ケアマネージャーが気づきにくい何かを提示してくれるのかもしれない…
そんな期待をおおいにしている。