『ホスピス・緩和ケア白書 2009』
筆者が取り組んでいる研究活動、ならびに、日本におけるホスピス・緩和ケアに関する研究動向を概観。
数の把握を目的とした実態調査にとどまらず、従事者の自己評価尺度の開発や、緩和ケアの質を評価するための尺度が紹介されており、とても読み応えがある。
「質の評価=何を求められ、整備が必要か?」という点から見れば、実践者たちの指標にもなりうる。
調査方法は多様である…ということを実感させられた。患者対象、遺族対象、従事者対象。そしてその結果から何を生み出し、それは社会にどのように貢献すうるのか…。きっと、このような視点を持ち続けていなければ、研究の意味は皆無であろう。
筆者が取り組んでいる研究活動、ならびに、日本におけるホスピス・緩和ケアに関する研究動向を概観。
数の把握を目的とした実態調査にとどまらず、従事者の自己評価尺度の開発や、緩和ケアの質を評価するための尺度が紹介されており、とても読み応えがある。
「質の評価=何を求められ、整備が必要か?」という点から見れば、実践者たちの指標にもなりうる。
調査方法は多様である…ということを実感させられた。患者対象、遺族対象、従事者対象。そしてその結果から何を生み出し、それは社会にどのように貢献すうるのか…。きっと、このような視点を持ち続けていなければ、研究の意味は皆無であろう。