社会福祉士×ちょっと図書館司書の関心ごと~参考文献覚え書き

対人援助の実践、人材育成、図書館学を中心に気まぐれに書物をあさり、覚え書きをかねて投稿中~

弔いの共同体 人つなぐ(読売新聞 2012年4月6日 朝刊)

2012-04-09 09:45:47 | その他
葬送の本来のあり方が、東日本大震災をきっかけに見直されているという。
その現状を取り上げている記事。

引用
・(石巻市で合同葬儀を行った住職の言葉)「葬儀は亡くなった事実を認め、弔い、残された者が生きていくきっかけになった。一緒に弔うことで葬儀が地域をつなげる役割を果たしていることも実感した。」



葬儀は「死」の事実を周りの人に知らせ、そして残された家族もそれを受け入れるためのひとつの節目になるものだと、多くのグリーフケアの先駆者も指摘している。
葬祭業者任せではなく、僧侶主導で行い、地域でそして家族で死者を送り出すことに重きを置いている地域もあるそうだ。

母方の祖母が亡くなった時、自宅で葬儀を行い、弔問客の相手は、いわゆる隣組の方々がおこなっていた。
女手ひとつで3人の子を育て上げ、60歳を過ぎてからようやく建てたマイホームでの葬儀は、
家族のみならず、地域をあげての「お見送り」であった。

弔いの共同体とは、そういうことを指すのだと、実感した。



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6年目に入ります

2012-04-09 09:37:29 | ごあいさつ
育児と家事の合間に、自分の頭を整理しようという気持ちから始めたこのブログですが、
早いもので丸5年が過ぎました!

当初は一日2~3件のアクセスでしたが、
ここ最近は70件以上のアクセスをしていただき、
トータル87000アクセスを越えました

このブログを通して、
とある事業所のプロジェクトにも参加することができ、
学生さんの卒業論文のほんの少しのお手伝いもでき、
さまざまな職種の方との意見交換もできました。

私の関心は、在宅医療という幅をこえ、
ホスピス緩和、そしてグリーフケアにもなりましたが、
根っこにあるのは「在宅でSWやってます!」と大きな声で言える社会にしたい。
そして、生きたい場所で、最期を迎えたい場所で、誰もが心地良く暮らせる社会にしたい。
という思いです。

いつもアクセスしてくださって、ありがとうございます。
そしてはじめてアクセスしてくださったかたも、ありがとうございます。

これからもよろしくお願いします
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