前回に引き続き、3章~5章を紹介。
ところどころ、内容が重複していたり、定義が一定されていない印象を受けるため、全体としては、一気に読み進めないと理解が難しいと感じた。
引用
「いのち」へのケアでは、生きようとする「いのち」の流れを支えることになる。いのちは目に見えることができないが、「いのち」は生への内在的力である。この内在的力を支えて、いのちの目的の実現に向かう援助がスピリチュアルケアである。
スピリチュアルアセスメントについて
⇒アセスメントの対象はペインである。「ペインの認知⇒ペインの評価⇒解釈⇒ケア計画⇒ケアの実施⇒ケアの評価」
筆者も説いているように、スピリチュアルケアは、極めて個別性が重要視される。それゆえに援助者は、自身の「癖」や「価値観」等を十分に認識し、援助にのぞまないとならない。究極の「受容」であり「寄り添い」であると感じた。
本来であれば、十分なトレーニングを受けた者がそのケアにあたるのが望ましいのだが、現実問題として、それを叶えるのは相当の期間が必要であろう。
しかし患者/家族は「いま」そこにいる。待てないのである。必要なひとに、早い段階で提供するためには、現在緩和ケアに従事しているひとが、その役割を担えるよう、アセスメントシートの開発や、職能団体レベルでの教育機会の確保等が必要である。
ところどころ、内容が重複していたり、定義が一定されていない印象を受けるため、全体としては、一気に読み進めないと理解が難しいと感じた。
引用
「いのち」へのケアでは、生きようとする「いのち」の流れを支えることになる。いのちは目に見えることができないが、「いのち」は生への内在的力である。この内在的力を支えて、いのちの目的の実現に向かう援助がスピリチュアルケアである。
スピリチュアルアセスメントについて
⇒アセスメントの対象はペインである。「ペインの認知⇒ペインの評価⇒解釈⇒ケア計画⇒ケアの実施⇒ケアの評価」
筆者も説いているように、スピリチュアルケアは、極めて個別性が重要視される。それゆえに援助者は、自身の「癖」や「価値観」等を十分に認識し、援助にのぞまないとならない。究極の「受容」であり「寄り添い」であると感じた。
本来であれば、十分なトレーニングを受けた者がそのケアにあたるのが望ましいのだが、現実問題として、それを叶えるのは相当の期間が必要であろう。
しかし患者/家族は「いま」そこにいる。待てないのである。必要なひとに、早い段階で提供するためには、現在緩和ケアに従事しているひとが、その役割を担えるよう、アセスメントシートの開発や、職能団体レベルでの教育機会の確保等が必要である。
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