「社会医学研究」第27巻1号(2009)
在宅療養(介護)の後に、在宅もしくは病院で看取りを経験した家族に対する、アンケート及びインタビュー調査。
在宅療養における課題、ソーシャルワーカーの役割が報告されている。
引用
・在宅での看取りを経験した家族⇒病院での看取りを経験した家族よりも、主介護者以外にも介護の担い手(ヘルパー、他の家族等)が存在していた割合が高かった。
・在宅介護中の主介護者の精神的な支え⇒在宅、病院での看取りともに、「家族」が高値であった。
・「緩和医療」についての理解が、医療者が想像してるよりも浸透していない状況が浮かび上がった
・患者死後の家族の精神状態について⇒病院での看取りを経験した家族のほうが、安定している様子が浮かび上がった。


どの報告もうなづける調査結果であり、考察であった。
なかでも、在宅での看取りを経験した家族のケアについては、ソーシャルワーカーが継続してその役割を果すべきだという指摘があり、共感を覚えた。
しかしその役割は、どのように、いつまで、どのような形で・・という具体的な指摘がなかったのが少し残念であった。
在宅療養(介護)の後に、在宅もしくは病院で看取りを経験した家族に対する、アンケート及びインタビュー調査。
在宅療養における課題、ソーシャルワーカーの役割が報告されている。
引用

・在宅での看取りを経験した家族⇒病院での看取りを経験した家族よりも、主介護者以外にも介護の担い手(ヘルパー、他の家族等)が存在していた割合が高かった。
・在宅介護中の主介護者の精神的な支え⇒在宅、病院での看取りともに、「家族」が高値であった。
・「緩和医療」についての理解が、医療者が想像してるよりも浸透していない状況が浮かび上がった
・患者死後の家族の精神状態について⇒病院での看取りを経験した家族のほうが、安定している様子が浮かび上がった。


どの報告もうなづける調査結果であり、考察であった。
なかでも、在宅での看取りを経験した家族のケアについては、ソーシャルワーカーが継続してその役割を果すべきだという指摘があり、共感を覚えた。
しかしその役割は、どのように、いつまで、どのような形で・・という具体的な指摘がなかったのが少し残念であった。
そうしたことは人間としてなら行うであろうことと思います。
緩和医療は医者でも温度差があるのではと思っています。
最期の挨拶に出向くことは、必要最低限のことと理解していても、
私は目の前の業務の忙しさにかまけて、なかなか実現することができませんでした…。今さらながら、反省です。
ケアの在り方をマニュアル化することは難しいですが、「当然の行為」と認識する(させる)ためには、有効だろうと最近思っています。