『現代のエスプリ498 臨床心理士の仕事』
病院に勤務する臨床心理士による、実践報告。
進行期にあるがん患者、終末期にあるがん患者、各々のかかわりについて報告している。
引用
進行期がん患者への関わり…社会的サポートや精神的サポートが必要だと思われる人が、医師や看護師から紹介されてくる。
緩和・腫瘍治療病棟において週に1回、「気持のつらさ」を患者さんに評価してもらうための質問紙を配布し、評価が高い人には必ず一度は会うようにしている。
終末期がん患者への関わり…ホスピス病棟に入院中の患者さん、ご家族が対象。基本的には病棟全室に週に1回、話を伺うことにしている。患者さん本人に関われることは進行期ほど多くなく、ご家族への関わりが主体となることもある。
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筆者は、緩和ケアチームの一員として、入院患者・外来患者に関わっているとのこと。同チームにはSWもいるとのことだが、どのような役割分担をされているのかは不明。特に「社会的ニーズへの対応」も心理士さんがされているとのことで、ではSWは?と余計に気になった。
外来患者さんへは、次回通院日までに日が空いてしまう場合、電話連絡で気持ちのつらさを評価し、必要に応じて精神科医につなげる…という事例紹介があった。
外来患者へのサポートをどのように行うかが、専門病院や急性期病院の課題となっているとよく聞くが、このようなやりかたが定着できれば、「退院後の孤独感」「見放された感」は少なくなるだろうと感じた。それにはやはり、人員の確保が前提。問題解決の根底には、人員の問題が絡んでいることを痛感した。
病院に勤務する臨床心理士による、実践報告。
進行期にあるがん患者、終末期にあるがん患者、各々のかかわりについて報告している。
引用
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進行期がん患者への関わり…社会的サポートや精神的サポートが必要だと思われる人が、医師や看護師から紹介されてくる。
緩和・腫瘍治療病棟において週に1回、「気持のつらさ」を患者さんに評価してもらうための質問紙を配布し、評価が高い人には必ず一度は会うようにしている。
終末期がん患者への関わり…ホスピス病棟に入院中の患者さん、ご家族が対象。基本的には病棟全室に週に1回、話を伺うことにしている。患者さん本人に関われることは進行期ほど多くなく、ご家族への関わりが主体となることもある。
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筆者は、緩和ケアチームの一員として、入院患者・外来患者に関わっているとのこと。同チームにはSWもいるとのことだが、どのような役割分担をされているのかは不明。特に「社会的ニーズへの対応」も心理士さんがされているとのことで、ではSWは?と余計に気になった。
外来患者さんへは、次回通院日までに日が空いてしまう場合、電話連絡で気持ちのつらさを評価し、必要に応じて精神科医につなげる…という事例紹介があった。
外来患者へのサポートをどのように行うかが、専門病院や急性期病院の課題となっているとよく聞くが、このようなやりかたが定着できれば、「退院後の孤独感」「見放された感」は少なくなるだろうと感じた。それにはやはり、人員の確保が前提。問題解決の根底には、人員の問題が絡んでいることを痛感した。
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