冬に成虫が発生するシャクガ科の総称をフユシャクという
フユシャクの仲間イチモジフユナミシャクの♀が居た
平地では12~1月に出る普通種
メスは翅が退化していてとても小さい 緑っぽい色はコケ類に擬態しているらしい
オスはごくごく普通の蛾で翅に一文字の横線があるのが名前の由来
植樹はバラ科やニレ科
フユシャクの生態は面白い
寒い冬に成虫になるのはこの時期は天敵がいないからと言われている
メスは翅が退化して飛べない 冬の寒さに対して体温をを奪う翅を縮小させるという進化をしてきたと考えられている
飛べないので交尾の時はフェロモンを出してオスを呼び寄せる(コーリングと言う)
口吻が欠けるか縮小して食餌を採らない場合が多い