タムラソウの名前のある草は ハルノタムラソウ ナツノタムラソウそしてアキノタムラソウとある ハルノ・・は4~6月 ナツノ・・は6~8月に咲く
東京あたりで見られるのはアキノタムラソウ
シソ科の山野の道端などに普通に見られる多年草
茎は4稜あり高さ50㎝程
茎上部に花穂をだし 淡紫色の花を数段輪生させる
花は唇形花で花冠の外側には白い毛が多い
葯は初め上唇に沿って伸びるが 花粉を出し終わるとうなだれたり横向きになったりする
オシベが花粉を出し終わると メシベの2裂した柱頭が開き他の花の花粉を受け入れる
自家受粉を防ぐオシベ先熟作戦だ
花期は7~11月 本州から沖縄に分布している