


水辺にヒシの葉と実が浮いていた
ヒシ科池や沼に群生する一年草
ヒシ科はヒシ属1属だけですべて一年草の水草
水中の茎から出ているひげ状の物は葉の位置にあるから葉だという説と 発生と解剖から根だという説がある
果実が押しつぶされたような形なので「拉ぐ(ひしぐ)」からヒシになった また葉が拉げたような形だからヒシになったという説もある
ヒシの葉のような形から「菱形」という言葉が出来た
葉は水面に浮き広菱形で葉柄の中央部は紡錘状に膨れて浮袋の役目をしている
花は7~10月に1㎝程の白い小さな花
果実は水中で熟し 熟すと茎から離れ水中に浮く
3cmほどの核果で両端に萼片が変形した棘がある
硬い皮に包まれていて棘は硬く触ると痛い
皮を剝いで実を食べてみたらシャリシャリして生のイモを食べているようだった
昔から食用にされてきた