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オヤマボクチ

2018-12-02 | 樹木 草花


オヤマボクチ(雄山火口)はキク科の草原や山道沿いの日当たりの良い場所に生える多年草
茎は太く紫色を帯び、上部で枝分かれし1~1.5mの高さになる
根際から出る葉は長さ30cmほどで、卵形をしている 上部の葉は小型
裏面には白い綿毛が密生していてゴボウの葉に似ている

頭花は4cm程で、花筒が短くずんぐりしていて下向きに咲く
筒状花は暗紫色
アザミと同じように、花柱の途中に膨らみがあり、葯筒から花粉を押し出す働きをする

若い葉は香りが良く、ヨモギ同様にお餅に混ぜて使ったり、各種和え物 汁の実 テンプラにすると美味しい
根茎はきんぴらや味噌漬けにして食べる