
ハシビロガモが数羽でぐるぐる回りながら水面で給餌していた
渦巻き給餌と言うのだそうだ
古名で「めぐりがも」「くるまがも」と言うのは、何羽も集まって水面で輪を書くように回りながら給餌する習性から来た名称
ハシビロガモの名は独特の幅広の嘴を指した名前
冬鳥 北海道では少数が繁殖している
湖沼河川湿地など淡水に多いが、渡来直後は沿岸海域に居ることもある
採餌は水面採餌なのだが、時には何羽も集まってぐるぐる円を描くように回って渦を作り、中心にプランクトンなどを集めて、扁平な嘴を左右に振りながら水ごと吸い込み、嘴にある歯ブラシ状のものでろ過して食べる
ハシビロガモのオスは、エクリプス後に頭や体の一部をさらに冠羽して秋季に繁殖羽になりかけのような羽になる特徴がある
下の左の写真がそれで この段階の羽衣をサブエクリプスと言う
その後 繁殖羽に換羽するので、完全な繁殖羽は遅くなり真冬から早春にかけてになる
下の右の写真が繁殖羽のオス

