
長さを測るように歩くイモムシを尺取り虫と言うが、正式にはシャクガ。
フユシャクは冬に活動するシャクガ科の総称 フユシャク亜科では14種居る
成虫は11月~3月の冬季に活躍し、産卵する
3~4月に孵化して尺取り虫になり、食草を食べて成長し15日ほどで土中に潜り蛹化する
成虫オスはごく普通の蛾なのだが、 メスは翅が無いか極端に短く飛べない
出会ったフユシャクには小さい翅が見える
メスは尾部からフェロモンを出してオスを誘い交尾する
オスもメスも成虫になってからは採餌をしない
幼虫時の蓄えのみで1か月ほど過ごせる
極寒の冬を生き延びるために随分と変わった生態に進化した虫だが 寒い所なりの生存し易さも有るのだろう