トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

シロダモ

2018-12-17 | 樹木 草花


シロダモはこの時期に花と実が一緒に見られる

クスノキ科の暖地の山野の比較的湿潤な所に生える常緑高木 15mほどになる
宮城 山形以南に生え、常緑広葉樹では耐寒性の強い木の一つ

葉は互生で枝の先に集まって付き、全縁で3脈が目立つ
成葉になると表面は無毛、裏面はロウ質に覆われて灰白色に見える
シロダモの名は葉裏が白く見えることによる

花は雌雄別株で10~11月に咲く
葉の脇に黄褐色の小さな花が集まって4個の花被片を持って咲く
果実は液果 1cm程の楕円形で翌年の10~11月に赤く熟す
中の種子は球形で、昔は絞った油でろうそくを作った

ヒヨドリ ツグミ カラス類などが食べる
一遍には食べずに少しづつ食べているようだ