トリからキノコ 自然見て歩き

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イロハモミジの紅葉

2018-12-26 | 樹木 草花


紅葉は、都市部では気温が高いうえに大気汚染や街路灯の影響で色好きが良くない。と言われるがやっと綺麗な紅葉になってきた
イロハモミジは東京あたりでは平均で、11月30日から12月10日と言われているが、12月も終わる頃にやっと見られるようになった 気候のせいか紅葉がどんどん遅くなっている気がする

紅葉の仕組み
秋になると葉を落とす準備のため、葉柄と枝の境目に離層と言う層が出来る。すると光合成で作られた糖分などの移動が妨げられ葉に蓄積し、アントシアンと言う赤色の色素に変化して紅葉となる

因みに黄葉は、もともと葉にあったカロチノイドと言う色素が 秋が深まるとクロロフィルという緑の色素が減るために見えるようになったもの 落葉樹の大半は多少なりとも黄葉する

樹種によって葉が何色になるかはおおよそは決まっているが、生育条件や天候 温度 光 湿度 樹齢による変化など 色々な条件が重なって緑 黄 赤の色素が様々な割合で含まれて、時間の経過とともに変化するので多種多様な色が見られる