トリからキノコ 自然見て歩き

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オオカマキリ卵嚢

2019-01-20 | 虫類


今日は24節気の大寒 寒の真っ最中
一年で最も寒くなる頃と言うが、東京では穏やかで温かい日だった

枯木立でオオカマキリの卵嚢(卵鞘)を見つけた

日本のカマキリの仲間は、約10種類ほどいて、蛹の段階が無い不完全変態で肉食性

オオカマキリは、秋に、メスは逆さになって卵を産む。卵は茎や樹皮の上に泡の塊りを付着させてその中に産む
この泡の塊りが固まって卵嚢になる
卵嚢は球形に近い盛り上がった形で、保温効果が高く、この状態で冬を越す

幼虫は6月頃に成虫と同じ姿で生まれてくる
生まれる数はメス親の栄養状態による
生れ出た幼虫はすぐに脱皮して1齢幼虫になる 大きさは1cm程で可愛い
その後脱皮を繰り返して8月頃には成虫になる 成虫は8cm程の大きさ