
フクジュソウが咲き始めた
2月から4月まで咲く スプリング・エフェメラル・・春の短い命と言う意味で早春に現れて2か月ほどで地上から姿を消してしまう
キンポウゲ科の山地のやや明るい林内などに生える多年草
根茎は黒褐色で太く、多数のひげ根を束生する
茎は太く直立する
葉は長柄があり、3~4回羽状複葉に細裂する
枝先に黄色い花を1~数個上向きに開く
花弁は10~20個 萼片より長く黄色で金属光沢がある
花弁を使って日光を花の中心に集めて暖め、虫を吸引している
花は日が当たっている時だけ開く
果実はそう果 倒卵形で5㎜程 アリの好むエライオソームを付けている
最近日本のフクジュソウは4種類に分けられると言われている
本州に生えるものはフクジュソウとミチノクフクジュソウ
フクジュソウは萼片の長さと花弁がほとんど同じかやや短い
ミチノクフクジュソウは萼片の長さが花弁の1/2~2/3