トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

ヒヨドリ

2019-01-25 | 野鳥


ヒヨドリがセンダンの実を食んでいた

ヒヨドリはヒーヨヒーヨと言う鳴き声から付いた名前
日本列島周辺にのみ生息する準日本固有種
今では日本中で見られる身近な鳥だが、このような状況は最近(1970年代以降)の事で、以前は漂鳥もしくは冬鳥だった

食べ物は雑食性で、木の実 花蜜 花芽 花弁 萼片 野菜の葉 動物質では昆虫類 小型の両生類や爬虫類、時には小鳥の雛など色々のものを食べる
雌雄同色で大きさは28cm

センダン:
センダン科の落葉高木 普通10m程だが大きいものは20mにもなる
花は5~6月 本年枝の基部の葉腋から、淡紫色の素敵な色合いで、1cm程の大きさで多数咲く
果実は核果 1.5cm程の楕円形で、秋に黄褐色に熟す 葉が落ちた後にも長く枝先に残っている

黄熟した生の果実の果肉の部分だけをすりつぶして、ひび あかぎれ しもやけに塗ると効果がある
乾燥した幹の皮を煎じて飲むと虫下し 条虫駆除に効果がある