トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

テングチョウ

2020-07-21 | 虫類

 

ヒラヒラと地面に降りて吸水中

中型の蝶で、表翅は黒褐色で橙斑と前翅の翅頂部近くに白い小斑がある
裏翅は褐色の枯葉模様
頭に突起がある

成虫で越冬し3月頃から見られる
都市近郊の公園や神社から雑木林、自然林にかけて広く見られる
日中高い所を敏速に飛び、各種の花や樹液などを訪れる
羽化直後は吸水行動を盛んに行うため、地上に降りているのをよく見かける

幼虫の食草はエノキなど
4月に産み付けられた卵は、5月にかけて25mm程の緑色のイモムシ幼虫から蛹になる
イモムシは葉表で前半身を持ち上げ背を丸めた姿勢で居ることが多い