セツブンソウが咲いていた
節分の頃に開花する春植物(スプリングエフェメラル)で、初夏には地上部が枯れる
キンポウゲ科の主に石灰岩地の樹林内に群生する多年草
地中に球形の塊茎がある
根生葉は花茎とは別に出て長柄があり4cm程の掌状で、3全裂し更に細裂する少し変わった感じのする葉
花は2~3月に咲く
茎先に2cm程の白い花を開く
花弁状の白い花びらは萼で5個有り、花弁は中の黄色の丸い頭状の部分で、2~4裂し先端は黄色の蜜腺になっている
雄しべが多数あり、葯は紫色をしている・・花弁の黄色と紫色の雄しべの色の取り合わせが面白い
雌しべは2~5個ある
果実は無毛の袋果で1cm程の半月形をしている
中の種子は数個有り、球形で褐色をしていて滑らか