名前の語源は諸説あり、茎や葉を切ると黄色の乳液が出るので「草の黄」、この乳液は皮膚病に効くので「瘡(くさ)の王」、薬草の王様の意味で「草の王」等々
ケシ科の日当たりの良い草地などに生える1年草~越年草
茎は高さ30~80cm
葉は1~2回羽状に裂ける
花は4~7月に咲く 枝先に2cm程の黄色の4弁花を付ける
雄しべは多数あり、間に体をくねらせた青虫のような雌しべがある
蒴果は3cm程の細長い円柱形
中の種子は熟すと黒くなり、アリの好きな種枕(エライオソーム)が付いておりアリが散布する
有毒植物 アルカロイド成分を含んでいる
全草を刈り日干しにしたものを煎じてその汁で湿疹などの患部を洗うと効果がある
いぼ、たむしには生の茎葉のしぼり汁を何回か塗ると良い