ロウバイの栽培品種は何種かあるが、その一つでソシンロウバイ
すっかり黄葉した葉に囲まれ、同じような黄色の花が咲いていた
花の内側の花被片が黄色い(ソシン(素心))ロウバイで、ロウバイの名はロウ細工のように見える花の姿から付いた
ロウバイ科の中国原産の落葉低木で、日本へは明治期に渡来した
葉は対生し、長さ10cmほどの卵形又は長楕円形、先端は尖り、縁は全縁
1~2月に芳香のある黄色の花が咲く、花の少ない時期なので珍重される
花は2cm程でロウバイより大きく、内側の花被片までが黄色い・(ロウバイは暗紫色)
花被片はらせん状に付き、花弁と萼片に分かれない
果実
花が終わると花床が大きくなって、3cm程の長卵形の偽果になる
表面は木質化し、先端には雄しべなどが残り、中にそう果が10個ほど入っている