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雌雄共に裏の翅が銀白色のチョウ
表翅は茶褐色で、オスは橙赤色でメスは白色の斑がある
翅を開いた大きさで4cm程のシジミチョウの仲間
常緑樹の葉裏で成虫越冬して、4月から11月まで見られる
樹林地や樹林の多い公園や人家周辺で見られる
春~初夏は食草のフジ類が多い渓流沿いの樹林や公園などで発生し、
秋には主にクズを食草にするので、林縁部や河川堤防、都市部の荒地などで広く見られる
日中、樹上や林縁を活発に飛び、しばしば地上にも降りる
花にはほとんど来ないで、腐果や獣糞などで吸汁するほか、湿った地上で吸水もする
幼虫は2cm程の尾部に突起を備える特異な姿のワラジ型イモムシ
突起は第8節背面に1対あり、刺激を受けると上部からブラシ状の突起を出す
食草はクズ、フジ、ハリエンジュなどマメ科植物の蕾、花、果実、幼葉
体色は緑色~赤紫色まで変異がある