(1)安倍首相は行政権のトップ(長)だが、時折国会答弁で立法権(国会)の長と述べて失笑を買っている。どこまで真顔で、制度が分かっているのか、行政権も立法権も自ら握っている支配していると思っている思い上がりがつい言葉になって出てしまうのか、国会答弁で質問中にガマン仕切れずに質問者にヤジを飛ばすところを見ると自己顕示欲が強く理性判断を欠く性格なのはではないか。
(2)現在の行政権のトップ(長)の安倍首相がそういう姿だから、それを見て(忖度して)行政を推進する政府機関ではおかしなことが蔓延するというぐらいに浸透している。昨年騒がせた森友、加計問題では政府職員の安倍首相忖度発言が相次いで公文書ねつ造、不正があきらかになって、内閣府、財務省、文科省、厚労省の事務責任者が次々と責任交代する異常事態、混乱が続いた。
(3)安倍首相、官邸主導政治のへい害、影響が噴出した1年だった。そうした行政権のトップ(長)の姿勢が行政機関、職員に影響、浸透しないわけはなく、そうした考え、姿勢がモロに出たのが厚労省の不適切、不適正なデータ集計、処理だ。
都合の良い部分だけを切り取って基本データとして公表して、政策を補完する役割をつくりだしてきた。国会で不適切、不適正、不適合性が指摘されて調査やり直しに迫られて、行政、国会審議の混乱を招いた。
(4)行政権トップの安倍首相の性格、性分、意向が浸透、影響しているものと書いたが、以前から不適切なデータ集計、処理は行われてきたといわれて安倍首相を包含する自民党政権の体質のようでもあり、しかし安倍第一次政権発足は07年に遡(さかのぼ)るものでもありどうも安倍首相の姿勢、影響が行政機関に変な従順性、忖度性を持たせるものではないのか疑念は深い。
(5)今回発覚したのはおなじみ厚労省の「毎月勤労統計」データで、大規模事業所の賃金、労働時間、雇用の動向調査は対象全事業所であるものを東京都などには一部事業所の統計調査(報道)で全体傾向を示すよう緩めて指導していた。
この統計データは雇用保険や労災保険の基本データとして給付金に重要な統計データであり、今回の厚労省の不適切、不適正、手抜きデータ集計の結果、実際給付額と567億円の過少齟齬(そご)が出て、是正対応に追われて何と先日閣議決定されたばかりの100兆円を超える来年度予算の修正に追われるという不祥事となった。
(6)安倍首相が唯一内閣支持率をつなぎ止め、安定する経済政策の目安となるGDPの算定根拠となる国の重要基本データでもあり、厚労省の結果前提、行政権トップの安倍首相の政策裏付け創作データの意味合いも考えられる従順性、忖度性だ。
事務責任者の責任交代だけではすまない政治、機関の荒廃(political ruin)だ。麻生財務相は政治責任をとらずに、何を替えれるのかだ。
(2)現在の行政権のトップ(長)の安倍首相がそういう姿だから、それを見て(忖度して)行政を推進する政府機関ではおかしなことが蔓延するというぐらいに浸透している。昨年騒がせた森友、加計問題では政府職員の安倍首相忖度発言が相次いで公文書ねつ造、不正があきらかになって、内閣府、財務省、文科省、厚労省の事務責任者が次々と責任交代する異常事態、混乱が続いた。
(3)安倍首相、官邸主導政治のへい害、影響が噴出した1年だった。そうした行政権のトップ(長)の姿勢が行政機関、職員に影響、浸透しないわけはなく、そうした考え、姿勢がモロに出たのが厚労省の不適切、不適正なデータ集計、処理だ。
都合の良い部分だけを切り取って基本データとして公表して、政策を補完する役割をつくりだしてきた。国会で不適切、不適正、不適合性が指摘されて調査やり直しに迫られて、行政、国会審議の混乱を招いた。
(4)行政権トップの安倍首相の性格、性分、意向が浸透、影響しているものと書いたが、以前から不適切なデータ集計、処理は行われてきたといわれて安倍首相を包含する自民党政権の体質のようでもあり、しかし安倍第一次政権発足は07年に遡(さかのぼ)るものでもありどうも安倍首相の姿勢、影響が行政機関に変な従順性、忖度性を持たせるものではないのか疑念は深い。
(5)今回発覚したのはおなじみ厚労省の「毎月勤労統計」データで、大規模事業所の賃金、労働時間、雇用の動向調査は対象全事業所であるものを東京都などには一部事業所の統計調査(報道)で全体傾向を示すよう緩めて指導していた。
この統計データは雇用保険や労災保険の基本データとして給付金に重要な統計データであり、今回の厚労省の不適切、不適正、手抜きデータ集計の結果、実際給付額と567億円の過少齟齬(そご)が出て、是正対応に追われて何と先日閣議決定されたばかりの100兆円を超える来年度予算の修正に追われるという不祥事となった。
(6)安倍首相が唯一内閣支持率をつなぎ止め、安定する経済政策の目安となるGDPの算定根拠となる国の重要基本データでもあり、厚労省の結果前提、行政権トップの安倍首相の政策裏付け創作データの意味合いも考えられる従順性、忖度性だ。
事務責任者の責任交代だけではすまない政治、機関の荒廃(political ruin)だ。麻生財務相は政治責任をとらずに、何を替えれるのかだ。