(1)1月14日の成人式、18才選挙投票権がすでに実施されて権利として「大人」の政治参加を実感している中で20才での成人式だ。この日相変わらず成人式会場域内でドアを外した車で不正走行をくり返し、制止の警察官にケガを負わせたのは成人式に参加する外国人の若者(報道)だった。
一方でコンビニ強盗を追いかけて取り押さえたのは成人式参加の若者たち(同)だった。
(2)新宿での成人式では参加者の半数近くが外国人実習生(報道)の20才の若者たちだ。今年の20才の成人は前年に比べて増加しており、少しではあるがあかるい話題でもある。
あきらかに日本社会人口構成が変化していることを実感する今年の成人式だが、移民政策はとらないという安倍首相、政権が今年4月から外国人就労者の受け入れを開始して人手不足、地方過疎対策を進めるが、日本社会は国際化、国際社会の構造変革時代を迎えている。
(3)18才選挙投票権が実施されて22年には成人年令も18才に引き下げられる。しかし昨年の17~19才対象の意識調査では、成人は「20才」を支持したのが74.0%を占めた。理由(複数回答)を尋ねたところ、「18才だと受験に重なる」(62.8%)、「18才だと就職の準備がある」(23.8%)と回答した。
成人式を開催する自治体でも、22年18才成人後も成人式は「20才」で実施すると回答するところもある。18才成人後も飲酒やギャンブルは20才に据え置かれることややはり受験シーズンと重なること(報道)を配慮してのものだ。
(4)22年「18才」で成人で飲酒、ギャンブルは「20才」からというのもわかりにくい制度で、18才成人の意味、意義が国際的に広く成人年令が低くなっているからとか、少子高年令化が進み若い成人層を増やして人口構成をできるだけ均衡したい国策であり、成人の意味、意義を問うものではない。
成人年令を18才に引き下げるのは、権利、義務関係の当事者として早くから意識、自覚、覚悟を持つことによって国、社会参加、参画に意欲、実効性を求めるものでもあり、日本の場合は少子高年令化時代、社会の人口構成の不均衡、不平等を改善する意識改革になると考えるものだ。
(5)そうだからこれまでの成人「20才」にかかわる権利、義務関係はすべて18才成人に引き下げて自覚、責任を持つことが現実的信頼であり、成人の理念、規範として当然のことで必要だ。
18才選挙投票権はすでにある、22年には成人年令も18才に引き下げる、でも飲酒、ギャンブルは20才に据え置くでは、18才成人の意味、意義、信頼を過小評価するものであり、若者からは理解、支持を得られないだろう。
(6)どんな社会、制度でも問題は潜在化して残り、やっかいなものだが、国、社会と18才成人が信頼関係をどう築くのか、まかせるのか。すこしづつ切り出しのような18才成人化では制度の意味、意義が損なわれて、失われて国、社会の権利義務関係、パラダイム(paradigm)の普遍性にそぐわないものだ。
酒、たばこ、ギャンブルにしても成人、大人にかかわらず時、場所、状況によって規制、禁止されるものであり(仕事中、運転中の飲酒禁止、不法ギャンブルなど)、社会思想、理念、パラダイムとして18才成人(高校生)にも適用されるもので実施することは可能だ。
一方でコンビニ強盗を追いかけて取り押さえたのは成人式参加の若者たち(同)だった。
(2)新宿での成人式では参加者の半数近くが外国人実習生(報道)の20才の若者たちだ。今年の20才の成人は前年に比べて増加しており、少しではあるがあかるい話題でもある。
あきらかに日本社会人口構成が変化していることを実感する今年の成人式だが、移民政策はとらないという安倍首相、政権が今年4月から外国人就労者の受け入れを開始して人手不足、地方過疎対策を進めるが、日本社会は国際化、国際社会の構造変革時代を迎えている。
(3)18才選挙投票権が実施されて22年には成人年令も18才に引き下げられる。しかし昨年の17~19才対象の意識調査では、成人は「20才」を支持したのが74.0%を占めた。理由(複数回答)を尋ねたところ、「18才だと受験に重なる」(62.8%)、「18才だと就職の準備がある」(23.8%)と回答した。
成人式を開催する自治体でも、22年18才成人後も成人式は「20才」で実施すると回答するところもある。18才成人後も飲酒やギャンブルは20才に据え置かれることややはり受験シーズンと重なること(報道)を配慮してのものだ。
(4)22年「18才」で成人で飲酒、ギャンブルは「20才」からというのもわかりにくい制度で、18才成人の意味、意義が国際的に広く成人年令が低くなっているからとか、少子高年令化が進み若い成人層を増やして人口構成をできるだけ均衡したい国策であり、成人の意味、意義を問うものではない。
成人年令を18才に引き下げるのは、権利、義務関係の当事者として早くから意識、自覚、覚悟を持つことによって国、社会参加、参画に意欲、実効性を求めるものでもあり、日本の場合は少子高年令化時代、社会の人口構成の不均衡、不平等を改善する意識改革になると考えるものだ。
(5)そうだからこれまでの成人「20才」にかかわる権利、義務関係はすべて18才成人に引き下げて自覚、責任を持つことが現実的信頼であり、成人の理念、規範として当然のことで必要だ。
18才選挙投票権はすでにある、22年には成人年令も18才に引き下げる、でも飲酒、ギャンブルは20才に据え置くでは、18才成人の意味、意義、信頼を過小評価するものであり、若者からは理解、支持を得られないだろう。
(6)どんな社会、制度でも問題は潜在化して残り、やっかいなものだが、国、社会と18才成人が信頼関係をどう築くのか、まかせるのか。すこしづつ切り出しのような18才成人化では制度の意味、意義が損なわれて、失われて国、社会の権利義務関係、パラダイム(paradigm)の普遍性にそぐわないものだ。
酒、たばこ、ギャンブルにしても成人、大人にかかわらず時、場所、状況によって規制、禁止されるものであり(仕事中、運転中の飲酒禁止、不法ギャンブルなど)、社会思想、理念、パラダイムとして18才成人(高校生)にも適用されるもので実施することは可能だ。