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天野めぐみはスキだらけ! 第21話「いいカオ」 感想 ほか(週刊少年サンデー 2016年19号)

2016-04-06 | 天野めぐみ&古見さん








最近のサンデーは全体的に面白くなって来てますね・・・
誌面の方向性を見ていると、ラブコメとスポーツという従来のサンデーらしいイメージに戻って来た印象があります
特にラブコメの受け入れられやすさの度合いが半端ないワケですけど(笑
加えてベテランも積極的に器用、と良い塩梅なんじゃないですかね
個人的には、市原編集長復帰後のサンデーは中々面白いと思っています
天野めぐみ以外だと「ふれるときこえる」「天使とアクト」「MAJOR 2nd」辺りが好みです
これからのサンデー自体の動向を見守るのも楽しみになって来ました。一応学生の頃から読んでたからね。

あと、今週は他の漫画の感想もちょこっと書いたので、そちらも是非。
















スイカは割れたけど、
胸のスイカが・・・笑


今週は水着回、だけどいつもとは趣向を変えてスポーツ科の子達とめぐみの友人たちを含めたキャッキャウフフ展開で以って進行していきました
たまにはこういうのもイイですね・・・と思いつつ、正直純粋に楽しそうで羨ましかったですねぇ
俺が学生の時にはこんな風に気兼ねなく遊べる友人とかいなかったからさ(笑
なんか、こう、遊べるだけ遊んで、くつろげるだけくつろいでる相様を見てたらちょっとクるものがありましたね
逆に言えば、作中で青春模様を味わえる。とも形容出来るワケですが・・・すっごくめぐみ達の“楽しさ”がストレートに伝わって来て良かったかと思います

天野めぐみは、天野めぐみが来るまで少年誌に於いて瀕死状態だった「純粋なお色気ラブコメ」を復権させるような存在だと思うんですが
(奇しくもその後ジャンプではゆらぎ荘が始まりましたね)
それと同時に、物凄くサンデーらしい普遍的な内容でもあると個人的には思っています
今週はそれもまた良く出てた感、後半になってからはほのぼのまったり出来るイイ具合の心地良さが感じられて
やっぱりサンデーらしい「日常感」に影響を受けて来た作品でもあるんだな、、、としみじみと思いましたね
最初はぎこちなかった少女たちが、最後には笑って語って終われるようになる作劇だとか
最後のほんのりとしたラブコメ感もサンデーらしさ全開でとても良かったです
そういう面ももっとクローズアップされればいいのにな。。と思いつつ、
まあでもきちっと連載/単行本共に良いスタートダッシュを切ってる辺り案外この作品の面白さの内の一つであるそういう部分もまた伝わってる人には伝わってるのかも
観ているだけでほっこり・賑やかな気持ちになる「遊び」の描写の数々が兎角キラキラしていて良い気分になれた21話目でした
あと、やっぱ真美ちゃん可愛いっすわ(笑 彼女がデレるところもまた見てみたいなあ。





それと、こんだけ女友達が居たら所謂「ガールズトーク」ネタも出来そうですね
いつかやって欲しい・・・!と思いつつ、
さり気にめぐみを遊ばせてあげる学の優しさや、
遊びに行きたがるめぐみの良い意味合いでの幼さもまた可愛げがあって良かったです
それと、勅使河原さんを助けてあげるめぐみとかいう、珍しいものも見れたのも新鮮でしたね(笑
普段はいつもスキだらけで助けてもらってる印象のめぐみだから余計に頼られてるトコロが新鮮に映りました
蹲踞のシーンは・・・普通っちゃあ普通の構え、というか行動なんですけど、そういう目で見るとちょっとエロいですよね(笑
普段は胸と尻推しだけに、まさかのあそこ推しでお兄さんグッと来ちゃいそうです(ヤメレ)
本当に楽しそうな事ばっかしてんなあ、、、と羨望の眼差しも向けつつ、
最後に「みんなが」仲良くなった光景は、
これもまた一つの“結実”のようなものだったんじゃないか・・・と、個人的には思います
カチコチだった関係性が、たった一回遊んだだけで完全に雪解けしてしまった、という素敵な一日。
それもまた学生の利点よねー。と思いつつ、変化球といえば変化球的なお話でしたがそういう意味では「らしさ」も保たれていたかな、と感じます
要するに普遍的な良いシーンをきっちりと挿入出来るセンス、的な。
結局は、めぐみを遊びに行かせて本当に良かったなあ・・・と思える塩梅がステキなお話でしたね。みんなが集まって談笑しているシーンはついほっこりしてしまいます。



このね、麦わら帽子を被って、淑女っぽい佇まいのめぐみも堪らないくらいに可愛いなあ・・・と思いつつ
最後の最後にラブコメ然とした、学の視点からするとグッと来るシーンも抜け目なく描いてくる手さばきもまた流石だと感じましたね
また「みんなと仲良くなった感」をしっかりと読者にアピールした後にめぐ×まー分を補給するようにこれですからね
やっぱりネーム力が新人離れしているなあ、、、と(あくまで)個人的に強く感じながら、
夫婦みたいな距離感で、最高の笑顔を見せてくれるめぐみに今週もキュンキュンニヤニヤさせられて骨抜きにされてしまったのでした
本当にこの子まーくんの事大好きよね(笑
それが直で伝わって来る王道の演出もまた素晴らしいです!
オチではきっちり今週足りてなかったサービス分も補完、って事で笑
いつもとは違う類のお話、、、と見せかけて実はある意味普段と変わらないくらい「らしい」、そして満足出来る話数だったかな、と
学とめぐみの距離もまた縮まった感あるし、海の家編も本当に良くてねこぐちさんに感謝です
こんな風に一歩一歩共に進んで行って、いつかは同じ道を歩んで欲しいものですね。
めぐみにとっては嬉しい言葉も聴けたし友達とも思い切り遊べたしいいことづくめの日々でしたね
学は勿論いわずもがな。



単行本1巻、発売中ですよ~
ロマンスとほのぼのの両立 天野めぐみはスキだらけ! 1巻/ねこぐち
某アマゾンでも在庫復活してるんで出来たてほやほやのを是非!
この調子で、魅力を伝える事も頑張ったり、
後はやっぱり3度目の巻頭、2度目の表紙は狙いたいトコロですね笑
その為にもやっぱりアンケは欠かせません。かなり高いステージを目指せそうな作品なので、
ファンとしても気合いが入りますね。まだまだ応援がんばります。












◆MAJOR 2nd

最近の展開は、かなり現実の野球の試合展開をきっちり頭に叩き込んで描かれている気がします
そうなんですよね、実際にプロの試合観ても高校野球観てても些細な流れで展開が変わっちゃうんですよね
という事は、今後の逆転もありえるかも、、、しれません
3点はセーフティリードでも何でもないし。

にしても、睦子ちゃん可愛いなあ・・・笑



◆(読切)アルタイルの懺悔/草場道輝

関係ないけど、
高校の時サッカー部の連中がほぼほぼ「ファンタジスタ」の読者でした
多分傍目から見ていて一番流行ってたんじゃないか、と思います
この読切は、まさかのスポーツ一切関係なしで驚きましたけどね(笑
満田さん田中(モトユキ)さんみたいにスポーツ漫画しか描かない類の作家さんだと思ってました
こういうペーソス溢れる青春群像劇、、、のような作品も描けるとは。こういう方向性で連載しても正直面白そうだな、って思ってしまいました

にしても、「川谷」で「愛人」って。
草場センセ、完全に確信犯ですよね?(笑
敢えて九州を舞台にしたセンスも良し。



◆天使とアクト!!

ベテランの波に揉まれて・・・ってよくある話ではなく、
逆にマンネリ演技のベテラン勢に物足りなさを感じる、とかいう話の流れが斜め上過ぎて痺れてます(笑
アクトは本当に面白い主人公ですね、、、と思いつつ、
確かに年上が間違ってても意見一つ許されないような暗黙の雰囲気は個人的にも何か「嫌だな」とは感じてました
だからこそ、こんな風に堂々と言えるアクトがスゴイ人間に映るのかもしれません
茂野吾郎的なキャラ造詣でもありますね。



◆ふれるときこえる

相変わらずじらすなー(笑
拓海は何考えてるのか本当によく分からないキャラですが、
多分親友に譲る為に敢えてヒールをやってる可能性もあるかとは思います
それとは別に、噪くんの為にはりきって治療係やろうとするさとりが可愛かった笑

あ、もしかして拓海が同性愛者という可能性も










ちょっと実験的に他の好きな作品も取り上げてみました
「天使とアクト!!」は途中から読み始めたのにスッと入って行ける分かりやすさが素晴らしいですね
キャラの性格や関係性が物凄くハッキリしているのが大きいのかな。。とは思いました
それくらいあの漫画の「読みやすさ」は凄いなあ、と毎週感心しています。
今のマネージャーとのハラハラ協力展開も面白いし笑