サブカルチャーマシンガン

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ボクガール105話 感想ほか(ヤングジャンプ 2016年21号)

2016-04-21 | ヤングジャンプ感想









君が選ぶのは――――――――


















なんだかこの頃「ボクガール」を読んでると胸が苦しいんです
胸が掻きむしられるというか、妙に切ない気分になってしまう事が多い
それを今日仕事の休憩時間や移動時間にずっと考えてたんですが、
結局はみんな良い子過ぎて、
みんなに幸せになって欲しい。

ただそれだけなんだと思います
どのキャラもピュアな気持ちだからこそ、
「選ばなければいけない」今は読んでて胸が苦しいんだと思います
実際今回の話も読み終えた後すっごい頭の中でぐるぐる回ってしまって、本当に次週が待ち切れない、
いや、ある意味このままの状態でちょっと心の準備をしてから次を読みたいくらい(笑
素晴らしく、そして大切なエピソードに仕上がっていました。

もう最初からこうなる事は分かってたんですが、
結局は瑞樹×誰か、のワンルートになってしまうのは確定的に明らかで
そうなってくると、「みんなに幸せになって欲しい」って気持ちが胸を締め付けて
こんなにも気持ち揺さぶられて、泣きそうな想いを抱えてしまうんだと思います
っていうか、この間からボクガには泣かされそうにされてばっかりですね(笑
でも、そのくらいキャラクターに思い入れがあって
紆余曲折ありながらも歩んで来た物語にも思い入れがあるんだと感じてます
猛も、藤原さんも、瑞樹も、それぞれに本当に悩んだり、涙したり、濃い青春を送って来たからさ・・・
なんかこうなっちゃうんだよね(笑
終わらせたくなかった、恋の終わりと
これから新しく描かれていくであろう、恋の始まり。
これまで散々お世話になった(下世話な意味でなく)「ボクガール」ですけど
いよいよ“選ぶ”瞬間が近づいてる今、色々な意味で気持ちの整理が付きません
瑞樹がどんな人を選んでも、
どっちの性別を選んでも、
個人的には祝福したいし、
どっちの好感度も均等に上がっていくように誠実に作られて来た「ボクガール」の事ですから
猛を選ぶにしても、藤原さんを選ぶにしても、個人的には全力で肯定してあげたい
ただ、選ばれなかった人の事を想うと今から既に涙が出そうになってますね(笑
それも、ハーレムなんて言葉ではとても形容が出来ない複雑な事態ですから
そこも含めて「難儀だなあ。。」って思うし笑





藤原さんは「憧れの人」
きっと好きだった、
今も大好きで、
自分の全部を受け止めてくれる人
尽くしたら、尽くした分だけ真心を返してくれる人―――――
(この尽くしたら、尽くした分だけ~っていうのが存外に重要であります。頑張り甲斐がある、というか・・・)
今瑞樹が抱えてる問題も、悩みも、そして想いも全部察して彼女が出せるベストな答えを出してくれました
ここまで苦しんだら、涙したら、もうどんな答えを出しても許される気はします
いつだって、必要以上に責めないで、
茶化さないで、
真摯に自分と向き合い続けてくれた人。

瑞樹が、どんな答えを出すのかは来週/来週以降になると思いますが、
もう瑞樹自身腹は括ったみたいです
藤原さんは「憧れの人」で、
猛は「好きな人」って事になるのか、
それとも今回の出来事が後押しして、逆に藤原さんに告白するのか・・・
久々のロキちゃんとの再会。そして、あっけらかんとした表情の瑞樹。熱すぎる煽りと切ない扉絵も相俟って
最高にクライマックス感満点の流れになってますが、こんな流れで完結したらきっときれいな終わり方をしたYJ作品として語り継がれるでしょう(笑
でも、もうここまで来たら彼の答えを聴くだけ、ですよね。
若干怖いけど、
いちファンとして来週も全力で注視します。
藤原さんが答えを出し、猛も答えを出した。次は、やっぱり主人公が答えを出さないと!
その時は泣いてしまうかもしれませんが(笑 でも、ラブコメって本当素敵だな、って感じてますよ。
選ばれた方にも、選ばれなかった方にも、両方ロマンがある。その時は、きっと近い、です。


ボクガール #105 ボクの憧れ

最初の頃は、きっと「ただの友人」に過ぎなかった
そこから今みたいに形を変えたのは、
いや、変えて来たのは
他ならぬ瑞樹の尽力そのものだった
彼女の為に頑張って、
彼女の為に努力して、
彼女を想って来たからこその一つの“結実”の形でした
それは、棚ボタでも他人の力を頼った訳でもなく、全部彼自身が「選んで」して来た事ですから。
だから、この関係性は尊い。ようやく自分自身を見てくれるようになった喜び。
でも、心は揺れて、迷って、苦しんで、わけが分からなくなって・・・
今度は、藤原さんが力になってあげる番でした
今まで支えて来てくれた分、
藤原さんが頑張って、
藤原さんが瑞樹を勇気付けて、
藤原さんが答えを導き出せるように努力してくれた、、、
そんな「お返し」の流れもまた美しかったなあ。。って個人的に思いました
この・・・本当にドラマティックな流れと、それを出来る力量の凄まじさも際立ってますが、
何よりも過度な説明をとことんまで避けている“粋”な演出が素晴らしかったですね
あなたが本当に悩んで。苦しんで。考えて。考え抜いて。その末に「こうしたい」と思ったならば、それはそれで正しい
あなたが選んだ道が、きっと素敵な道だから。そんな優しい作劇にも、大いに感化されてしまったんですが
気が付けばみんな良いキャラに育ったなあ・・・って単純に思った話数でもありました。
君が選ぶのは、どんな人なんだろう
君が選ぶのは、どんな景色なんだろう。


来週が、楽しみです。


















◆かぐや様は告らせたい

うおっ、普通にラブコメしとる(笑
最後の表情がステキ過ぎて、
もう素直になっちゃえよ!って言いたくなった笑
でも、その感覚こそが「らしさ」でもあるんでしょうね。



◆BUNGO-ブンゴ-

ああ、吉見・・・(泣)。
なんだかんだ主人公側が勝つのかなー、って甘い考えを完全に粉砕する流れに痺れた
まさか、あそこで打つとは、、、てっきり、最高のボールで抑えて見せゴマにするかと思ってました
さあ、これで(一応)試合は振り出しに戻りましたが、流れは完全にあちら側です。
ここからどうなるのか、やはり注目度の高い作品です(個人的に)。
ここで負けたら斬新と言えば斬新ですが・・・。



◆ワンパンマン

ハゲマント(笑)
注意されまくり(笑)
流れとしては、完全に先が読めるのに
面白く感じられる、、、っていうのはある種様式美になって来たんですかねぇ
なんだかんだサイタマの言ってる事も正論だしなあ。



◆リクドウ

ドキドキの同棲生活!?
・・・と、思いきや、やはりリクは生々しい性に対してトラウマ意識がある相様
それを乗り越えられるくらい苗代ちゃんを好きになれれば、、、って思うよね
まあ、まだまだこの二人の同棲は始まったばかりですから。

しかし苗代ちゃん、本当に無垢でカワイイなあ・・・(惚)。



◆プリマックス

実際、毒の海ですよね、、、(遠い目)
いや、猛毒の海ですよ、もう。
嫌なことばっか!
だからこそ、「救い」が必要なんでしょうね。
偶像でも、受け取ってる方はリアルです。
















最後に、シンマンGP2016で俺が一番推していた「クノイチノイチ!」が優勝しました!!
改めて、金沢真之介さんおめでとうございます!!
あまりにも、自分にとって都合の良すぎる結果でなんだかふわふわした気分ですが(笑
伊達や酔狂じゃなくイチくんやあやめちゃんが大好きなんで続きが読めるのが本当に嬉しい・・・!
是非、イチくんの男の娘描写も頑張って欲しいなー笑 って思いつつ、
いちファンとして連載になっても応援し続ける所存であります。押忍。

そして、来週からはよしづきくみちさんの新連載が始まりますよ!こちらも楽しみ。