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ゆらぎ荘の幽奈さん 第29話「悲恋の伝説とコガラシくん」 感想(週刊少年ジャンプ2016年40号)

2016-09-05 | ゆらぎ荘の幽奈さん
                                  
                                幽奈さんが言うと説得力あるな。










先週の感想でこの回の展望を語ったんですけど、
想像してた以上に自分の読みが当たっていて嬉しかったです(笑
具体的に引用すると


始まりがそれなんでそのまま不穏な方向には行かず
なんだかんだ「良い話」で終わる可能性も高いかなあ、って個人的には読んでます


仮に、彼女が成仏するんだとしたら
幽奈さんも、コガラシもまた想うところはあるでしょうし
存外に「何か」が動くエピソードになりそうな気もしてますが・・・
気の所為だったら、もうジャンピング土下座するしかないんですけどね(笑
でも、同じ未練を背負った幽霊だからこそ、幽奈さん的には感じるところがあったんでしょう
幽奈さん自身も周りのみんなもそんな彼女の未練自体は知らないんですが
ある意味これが何かのきっかけになればいいかなー、って思ってます



凄いですね、
自分から書くのもアレなんですけど
こいつ結構いいセンスしてんな、っていうか
バッチリな感想書けてましたね(笑

同じ自縛霊のエピソードを描いてから、
それをきっかけにして物語の根幹に迫る
お話を進めて行く、、、というのは上手いと思いますし
純粋にこれから描かれるであろう「生前の幽奈さん」の描写にも興味津々です
何より、幽奈さんをちゃんと幸せにしたい、満足させてあげたい・・・!と未だに強く思っている
そんなコガラシがやっぱり格好良くて、「この漫画好きだなあ。」と改めて感じてしまった29話でした
もう本誌分の恋染の話数も飛び越して、すっかり本作がミウラセンセの代表作にすり替わりそうな勢いですが
この話数はある意味恋染の夏休み回・・・紗奈ちゃんとの残り時間が少ない事を自覚した翔太のお話にも大分似ていて
そういう意味合いではデジャヴ的でもあり、ミウラセンセの経験が存分に生きている話数でもありました
ただ、恋染と違うのは今作のが人気/掲載順的に余裕がある、って事ですかね
ただまあ・・・最近同じラブコメジャンルの新連載が入って来たので
まだちょっと完全に安心はし切れない所もあって
その辺も恋染時に似てるんですけど笑
でも、あの時は生き残り云々色々言われてましたけど
今回は出来れば共存し合えればそれが一番良いんですけどね
個人的にはサンデーやマガジンと同じくラブコメが何作か点在してるような状況が理想的だと思ってるんですが。



表情がまた絶妙。


同時に、
「いつかは幽奈さんと別れなければいけない」
「成仏させてあげなきゃいけない」
そんな事を示唆させるお話でもあって
夏の終わり、、、に読むにはちょっぴり切ないエピソードにもなっていました
愛海さんに於ける泰久さんのような存在、、、に、コガラシもなっていくんだろうか
だとしたら、やっぱり本命は幽奈さんルートなのかな?って気持ちもありつつ
でも初回の冒頭で消え去る描写があるのでそれもまた分からない
存命キャラENDも有り得るような。。って思うと
先が読めない気持ちもあるんですけど(笑
生き返り展開、
もしくは生き霊展開もあり得ますし
コガラシが待てるんなら生まれ変わり展開もあるかなあ。。だとか
なんか先が読める様で全然読めない漫画になっているのが凄く面白いですね
その分、想像の余地があるというか・・・恋愛面では狭霧が一番推されてたりするしね

ただ、こういうのをきっかけに幽奈さんとの距離感も縮まりそうな気もしていて
その意味ではようやっとメインヒロインの面目躍如的なエピソードにまとまる気もしてるんですが、その辺はどうなんでしょうね
ともかく、最高の流れで幽奈さんの過去編が展開されて行きそうなので色々な意味合いで注目です
ニヤニヤキュンキュンさせる事に於いては今現在のジャンプでもトップクラスだと思ってるので>ミウラタダヒロさん
最終的な顛末、着地、、、にも存分に期待しています。

それにしても今週の幽奈さん、色々と感じさせる発言や雰囲気があって凄く良かったな。
本当はずっと寂しかったんじゃないか、とか、過去を振り返るのが怖くもあるんじゃないか、とか・・・
だからこそ、コガラシの手腕にも期待が懸りますね。
官能的魅力を存分に振りまきつつ、でもお話もきっちり進めている本作の構成もまた秀逸だと感じられた29話でした。
まだまだ更に面白くなる予感たっぷりで、それがいちファンとして嬉しいですね。






また、愛海さんと泰久さんの描写もすこぶる良かったです
コガラシの決まってるイケメン的、または王子様的描写も最高ですけど
こういうへタレ君が一生懸命頑張る描写もまた素敵、、、なんですよね

「とんでぶーりん」の主題歌に「愛はかっこわるい」って曲がありますけど
あのタイトルは本当に的を得ていて、愛なんて元来格好良いものでは全然ない
むしろ、みんなが思ってる以上に泥臭くてかっこわるいものなんだと
このエピソードを読んでいてそんな事をふと思い出しました
でも、かっこわるいからこそ格好良い
かっこわるいからこそ、グッと来る・・・
そういうお話にもなっていましたね

ここまで辿り着くのに時間も勇気も大分消費してしまったけれど、
コガラシ達の後押しのお陰もあって、最後は“自分の力で”自縛を解いてここまで辿り着いた
コガラシ達は、決して「助けた」訳でも「手を差し伸べた」訳でもない
ただ、きっかけを作っただけ
それで動くも動かないも最早彼自身の問題だった
だけど、最終的には彼女を助ける為に駆け付けた
愛海さんは、ここまで待たされたフラストレーションも勿論あったけど(笑
それでも、自分を守る為に勇気を振り絞って会いに来てくれた事が嬉しかった
へタレはへタレなんだけど、いざという時には頑張ってくれる、自分の為に心を尽くしてくれる・・・
のも、また一つの男女関係の描き方としては胸に来るものだなあ。と個人的に強く思いました
この作品は割と官能的描写ばかりが取り上げられてそこだけが魅力のように語られてますけれど
こういう部分を無視して欲しくはないですし、あなた方が思っているより何倍も誠実で純朴な漫画だよ。って個人的には言いたいですね

そして、そういう部分がちゃんと伝わるような感想を自分も書いていかなきゃいけないな、と思います
個人的には、ただ美談にするんじゃなくて宣言通り愛海がちゃんとボコボコにした有言実行っぷりが素晴らしかったなあ、と(笑
確かに、待たせすぎた面、へタレ過ぎた面は目立つレベルであった訳ですからあの作劇にも納得出来ますし、
でも、最終的には「自分を守る為に」頑張ってくれた、ってのも(彼女は)分かってる訳ですから
成仏するほど満たされるのも分かるし、、、って事で
ただ単にストーリーの進展が見込めるのが面白いというだけじゃなく
これ単体で考えても満足出来る、きっちりと感動もニヤニヤも出来るお話に仕上がってるのがまた最高でしたね
特に愛海さんの気持ちになってみると感情移入出来る箇所がいくつもあり、サブキャラ同士ですが
純なラブストーリーとしての良さも存外にあってそれがまたベターだったかなあ、と。
へタレだった分、勇気を振り絞った泰久さんの描写もまたグッと来ましたね。













ゲストキャラで終わるのが惜しいほど可愛いな(笑
ただ、愛海さんは泰久さんのものだから!


それにしても、今回はコガラシのオンステージじゃなく
きちんと幽奈さんの存在も解決のきっかけになってるのが尚良かったですね
コガラシがあんまりベタベタな熱血キャラじゃない分、幽奈さんが思い遣りキャラなのが良い具合に作用してたというか・・・
きちんと「二人で解決しました。」ってお話になっているのが初期と比べて進化している部分ですかね
ま、コガラシオンステージでもそれはそれで最高なんですけど(笑
でも、今回はそうじゃなくて新鮮で良かった、という話しですね

来週も見逃せないお話になりそうで、至極楽しみです
掲載順2番手という思わぬご褒美をこの夏はもらったので
次は是非頑張って巻頭奪取を狙いたいですね
同士の方は共に頑張りましょう!