サブカルチャーマシンガン

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天野めぐみはスキだらけ! 第42話「いねーのか」&古見さんは、コミュ症です。 34話「美容室です。」 感想

2016-09-14 | 天野めぐみ&古見さん

天野めぐみはスキだらけ! 第42話 いねーのか

今週はダイエットのお話でした
普段なら「ムチムチなのがイイのに痩せんでも、、、」って感想を書くと思うんですが、
今回は「ボタンが締まらない」という異常事態だったため(笑
普通にめぐみ頑張れ、って気持ちで読んでしまいました
その辺は巧かったなあ、と思いますね。


今週のめぐみは明らかに無理をしてましたけど、
ただ、人間時には無理する事も必要だとも思うのです
「無理のないダイエット」「無茶しないでね。」とは言うものの、
正直無理しなきゃ、無茶しなきゃどうしても手に入らない事柄だってあると思うんですね
今回は、めぐみの猛烈なダイエットの相様が作劇の殆どを占めていましたが
敢えてめぐみに「無茶させて」(制服が)きちんと着れた、、、という結実まで用意してくれるセンスが自分好みでとても良かったです
頑張った人間が、頑張った分だけ報われる・・・現実では早々簡単にそうは行かないので(笑
物語の中でそういう事を味わうのは恍惚的ですし、
物語の中でくらいそういう「正しさ」が在って欲しい・・・と真剣に思ってるので
無茶したから、無理したからこそ、実った「褒められる」という顛末に個人的にグッと来てしまいましたね
その上で王道のオチを加えるセンスもまた抜け目がなくて色々な意味でニヤニヤしてしまったお話でした。



良かったね。


学も、なんだかんだめぐみが(いつも)いないとそれはそれで寂しそうでしたね
いつでも側でバカやってくれる、笑ってくれる、テンション上げてくれる人の存在はそれはそれで大切なものです
学の成績が上がったのも、ある意味めぐみが適度に息抜きさせてくれてたから、、、とか思わなくもない
そんな、“なんだかんだでめぐみを気にしている学”の相様にもニッコリしてしまった回でした

にしても、冒頭のボタン弾け&お風呂シーンは相当良かったですね
紅潮したお顔で、しかもムスッとした表情で、ボタンが弾けるのは「別の何か」を想像してしまって大変よろしかったです(変態)
お風呂場でのおっぱいはいつも以上に臨場感があって素晴らしかったですし、
なんというか、妄想しやすい作画に仕上がってて個人的にこの時点でテンション上がりましたね(笑
学に体重の事を責められて涙顔のめぐみとかも見てみたい


ただ、めぐみの努力を知ってるから、見てたから、
いつもの捻くれた言葉ではなく素直に「似合ってる」って言ってくれた学は男前で良かったです
先述のように、棚ボタではない形で努力が実ったり報われたりする作劇が大好きなんですよ・・・
だから、繰り返しになりますが後半の真っ当すぎるくらいに真っ当な流れは本当にお気に入りで
「痩せなくていいよ」どころか「めぐみ、頑張ったね!」って素直に思えましたね
そう思わせられる流れに仕上がってたのも巧さを感じた42話目でした。


しかし、ブレザーのめぐみもいいもんですな
ブレザーおっぱい昔から大好きだった
・・・いや、
なんでもないです。はい。





古見さんは、コミュ症です。 コミュ34 美容室です。

冒頭からして堪りませんでしたね
好きな(?)男の子が選んでくれた可愛い服を
身体にあてながら嬉しそうに紅潮する女の子・・・最高じゃん!
ああいう乙女ちっくかつラブコメちっくな仕草と演出めっちゃいいなあ、、、って冒頭からテンションが高まってしまいましたね
っていうか、電車の中でニヤニヤしちゃったんですが(笑

やっぱり、自分が選んだもの、(その人の事を想って)渡したものを大切にしてくれるのって嬉しいと思うんです
だって、「(他人の為に)選ぶ」って相当大変で勇気がいる行為じゃないですか?
そもそもポーズだけで本当に気に入ってくれてるのかも、
本当に遣ってくれるのかも分からないしね。
だからこそ、
今現在の時点で只野くんがその相様を視たわけではないんだけど
それでもちゃんと大切にしてくれて、本当に嬉しがって、しかもちゃんと着る気マンマンな姿にグッと来たんです
古見さんは外見、コミカルな仕草も可愛いけど、精神的にも本当に可愛い女の子なんだなあ、、、って思って
序盤から大満足不可避なお話に仕上がってたかと。

そして、最後の只野くんだけ気付くギミックも素晴らしかったです
正直「そうなれ!」って思いながら読んでたのであのオチを見た時は「あーはいはい」って不意にニヤけちゃったね(笑)。
気付いてくれる事が嬉しい、気付いてくれるあなたが嬉しい。。
古見さんの乙女ちっくな表情も相俟って最後までニヤニヤ出来たお話でした
最近、ホントにラブコメっぽくなって来て(自分の中で)相当イイ感じです。この漫画。
なんだかんだ新人さんが報われた?オチも良かったですし、
みんながみんな同じタイプじゃない。って
さり気にある種のメッセージ性なんかも感じられたのも好感触でした
自分の頭の中のカテゴライズ、先入観だけで人を判断するな、と。
それもまた一つのいい経験だったんじゃないかなあ。


にしても金髪ショートの古見さん、、、
見たいような、見たくないような(笑)。
髪型ちょっと変えちゃうのかな?って心配だったんですけど
結果的には少し整えた程度で、しかもそれを上手くオチに使ってたり
見事な構成の手さばきもまた光っていた34話目でした。
正直今のサンデーでもかなり個性的で面白い漫画だと思う。今週分で改めてそう思いました。本作も出来れば応援して行きたい。















実は利き手を負傷してるので、
無理せず今週はこの辺で・・・
来週は遂に「古見さんは、コミュ症です。」が巻頭カラー!! って事で
当ブログでも勿論注目して推して行きたいと思います。金曜日には単行本1巻も♪

「天野めぐみ」は久々に表紙獲ってもらいたいので今週もアンケで支持!