もうすぐこのアルバムのツアーファイナルですね。
いきなり脱線するんですが・・・
何故人間は相手に過剰なメリットを求めるのか?って思うんです
正直な話、例えば自分の場合、美人だとかイケメンだとか優秀だとか便利だとか
「そういうトコ」で他人を見るのが嫌で極論を言えば、もう「傍に居てくれるだけでいい」っていうか、
まあ、なんでしょうね、、、“それだけで十分”な気がするんですよ
それ以上はないな。。というか、
そんで、この曲は「そういう曲」だと思うんです。
誰かを過剰に求める時、
友達であれ家族であれ想い人であれ、
「ただそこに居るだけで嬉しい。」というか、
そういう感覚・・・を強く呼び覚ます力がこの曲にはあると思います
実際、
個人的に「離れて欲しくない」「消えて欲しくない」って内心感じる“誰か”を思い浮かべると、
自然にこの曲が流れている、、、というパターンが個人的に多いんです
この曲は、
タイトルとかからラブソングと捉えられる事もあると思いますが、
それだけではない、人間の根源的な欲求、欲望が込められている・・・そんな曲にも感じています
それは健気であり、祈りのようであり、だからこそ、共鳴出来る隙間が存分にあって、
オルタナティブロックを主軸にするロストエイジの中でも相当聴きやすい類の楽曲かなあ、と。
それを言ったら「ポケットの中で」なんて更に聴きやすいんですけどね(笑
タイプとしては、
ストレートなロッカバラード。
静かに始まり、サビでグッと熱を込めて、更にCメロ(?)で想いを増幅させる、、、という
三段階に楽曲の構成が分かれているのがユニークで聴き応えのある楽曲でもあります
ゆったりとした良さもあり、
儚げな良さもあり・・・と、
一曲の中で表情がコロコロ変わっていくのも面白い一曲ですね
アルバムの中でも非常にドラマティックな一面を見せてくれる曲なので、
これまた引き出しの広さを見せてくれる渾身のバラッドに仕上がっているかと。
個人的に、
我儘だけど、切実でもある気分の時に大きく作用してくれる、
そんな素敵な曲、、、だと思ってます。