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真の漢の魂。/ナースエンジェルりりかSOS 第11話「いのちの花を求めて」 感想

2019-10-04 | ナースエンジェルりりかSOS
りりか可愛い!









この話数は、兎角脚本が上手いですね。。
調べてみたら結構バトルものの?アニメを手掛けている方らしく、
結構今回のギミックって色々と真っ当で面白いんですよ
まず、
加納先輩の焦りから生まれる冷静な判断の欠如が納得がいくもので感心しました
まあ正直あの状況とみゆきさんという存在を使われたら変に勘繰る方がおかしいんですよね
一刻も早く、緑のワクチン(ナースエンジェルの力の源)を探し出してりりかにこの世界を救ってもらわなきゃいけない
その上、みゆきさんは普段から加納先輩に付きまとっているおませさん、、、という疑わない条件の作り方が上手い
ぶっちゃけ多少引っ掛かっても行かざるを得ない状況で、更にみゆきさんを人質に取る、という
二重の罠も狡猾でケトーのやり手っぷりに感心してしまったお話でもありました・・・笑




やけ食いするりりかも可愛い(笑



そもそも、
何故りりかと一緒に行かなかったかと言うと、
まあみゆきさんはりりかとは恋のライバルな訳で、
そりゃあ色々うるさいし許さないよなあ・・・という事情がある
それ以前に、加納先輩の為に一生懸命いのちの花を本で調べてたのに、
みゆきさんの方に行ってしまって自分は蚊帳の外、、、という状況もりりかにとっては引っ掛かるわな
正直、りりかが怒ってクレープをやけ食いするところは何かレアさを感じて笑ってしまった、、、笑
でも太るぞ
まあ、券自体2枚しかない訳なんで
そりゃありりかと一緒に、なんていかないわな
そういう意味では別に加納先輩に非がある訳じゃないのも上手いですね
りりかもそれを分かってるから、ストレスの吐き出し口が無くて爆食いに走ったんでしょう




みゆきさんも可愛い・・・!



そういえば、
今回のお話はバトルものとして色々とよく練り込まれてるお話だな~って感じるんですが、
それとは別に細かい日常描写なども良かったです
自分を追い込んでまでも深夜までいのちの花の情報を調べているカノン、
そんな加納先輩に実直に恋焦がれて頑張って力になろうとしてるりりかも可愛かったし、
そんなりりかに対して恋しちゃってる星夜の反応もまた初々しくて良かった(笑
そうそう、この頃って「誰かを好き。」って想いを恥ずかしがる年代ですよね
でもみゆきさんが告げた事ってなんだかんだ背中を押してる気がするのもイイですね
恋心が強過ぎるだけで、根はすっごく良い子ですからね・・・

そんなみゆきさんが、ストレートにおデートとかにウキウキする描写もまた良かったです
こうして観てると普通に美少女だな。。というか、単純に可愛いですよね
りりかにとってはお邪魔虫ですけど、
彼女は彼女で純粋に素敵な殿方との恋愛に夢中なだけなんだよな・・・というのがよく分かります
そして、そんな加納先輩がここに来て(前回とは違って)やる気を出しているりりかに対して、
頼もしさというか、微笑んで見守る図書館のシーンなんかも好きです
ようやくナースエンジェルとしての自覚が出て来た、というか。
多分、本音を言えば真剣になってくれて嬉しかったんでしょうね。







ただ、そんなりりか自身も成長していて、
お花の展覧会が昨日まで・・・と分かるやいなや、
一直線に会場まで走ってダークジョーカーの罠と即座に見抜くセンス・・・
というか勘を身に着けたのが見事でしたし、気付く力を徐々に得ている気がしました
以前までのりりかだったら、正直気付いてなかったと思うんですけど、
危機意識が以前よりも高まった故の気付きだった感じがする
そして、
利用されてしまった加納先輩を全力で助けに来て、
瀕死の危機から救って見せたところはりりかの“格好良さ”を感じましたね
正にスーパーヒロイン・・・決着こそ加納先輩の力を借りての勝利でしたけど、
そこはケトーの力・・・あのクラスに対する戦闘経験の浅さでしょう
そこはカノンにとっても不安要素で、
だからこそ、
一刻も早くいのちの花を見つけたかった訳ですが・・・。







結果的に、
カノンは自己の身を犠牲にしてまで、
最後までナースエンジェルの育成とワクチンの為に死力を尽くして・・・
もし自身の身体を維持する為に遣ってしまったらダークジョーカーに対抗出来なくなる
だからこそ、保身を諦め常にりりかに尽くして来た。。と考えると
正に地球に於けるサムライのような漢、
本物の漢だったんだな・・・って深く感じるお話でもありました
カノンは、決して不幸ではなく、りりかと過ごす日々に喜びも感じていた
それは真実だったはず、、、けど、最後の最後でケトーの攻撃もあって限界に達してしまいましたね
それは自分の命を軽視してるとも言えるけど、その身を捧げてまでも星を守りたかったとも言える
なんでしょう、
今年の頭にDVD-BOXを購入して子供の頃以来に観てるんで純粋にドキドキしてるんですけど、
ただ、最初の頃と違って常にりりかの事だったり星の平和を案じていた武人なんだなあ、と胸を打たれました
そんなカノンを救いに来たりりかだって格好良かったし・・・今回も凄くいいお話だった、
と共に色々と考えさせられる繊細な部分だらけのエピソードだったように思います
りりかだって、一歩一歩ちゃんと成長している。その様子を、
あれから20年以上経った今改めて見守ってゆきたい。
そんな気持ちになりましたし、
やっぱりナースエンジェルりりかSOSって脚本がちゃんとしててめっちゃ面白いアニメだな!と。
改めてそんな事を感じましたし、りりかはやっぱり天使だな~、とも思いました・・・笑

そして、やっぱり、切ないですね。色々と。








あと最近、
りりかSOSの感想をリツイートしてもらったり、いいね押してもらったり、
レトロアニメ勢(90年代ね)の方にフォローを頂いたり・・・
ぶっちゃけ自己満足で始めた感想なんですが、
想定していた以上に、
色々な人に読んでもらってるようで正直ありがたいです
強く評価してくれてるツイートを読んだ時には本気で泣きそうになりました・・・笑
ああ、まだ90年代のアニメにも根強いファンが残ってるんだなあ、って。
そして自分の好きという想いがちゃんと届いてるのが嬉しい・・・。
これからも、
自分なりに一生懸命書いていくので、
お暇でしたら是非読んでやって下さい。よろしくお願いします!