サブカルチャーマシンガン

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THE NOVEMBERS/TYNT「首 vol.16」@新代田LIVE HOUSE FEVER 23.8.14

2023-08-16 | LIVE












一昨日、THE NOVEMBERSのライブを新代田で観ました。










久々のノーベンバーズ×新代田フィーバー、
久々のノーベンバーズ主催の対バンイベント「首」。
基本的にライブに行ったらほぼ確実にブログに残す性分な為、
調べてみたら最後にこのハコでノベンバを観たのはメンバー4人各々の企画ワンマン以来6年振り、
それと「首」に参加したのはMONOやROTH BART BARONらとやったvol.11以来7年振り
の事でした。
THE NOVEMBERS自体は2か月前に観てるんですけど、
そういう意味では、
妙に懐かしい感覚もあったりして・・・結構感慨深い気持ちで参加した公演でしたね。
それと、何気にこの公演が8月に入ってから初めて行くライブだったりもしたので、
久々にライブハウスで爆音浴びれる!というだけでも嬉しかったですね笑
 あと、
気付いた人もいるかもですが、
数日前のライブをホヤホヤの状態でブログに書くのは超久々。
これからはもう少しタイム感も大事にして更新してゆきたいです...色々と。
では、以下。












TYNT

香港のロックンロールバンド。
見た限りドラムレスで生音と電子音の融合~みたいな印象でした。
激しさ・・・というよりも、どこか幻想的でトリップ出来るような音楽で、
結構その世界観に酔い痴れながら気持ち良く聴いていました。
途中、
ノベンバの小林さんがゲスト参加してた曲もあったんですけど、
めっちゃ楽しそうに笑顔で歌ってる様を観て、
小林さんも昔と比べると良い意味で柔らかくなっているのを如実に感じさせました。

最初の内はじっくりと聴かせる楽曲が多かったんですけど、
コラボ楽曲の後とかは、躍動感のある楽曲も増えて来て楽しかったです。
楽曲を聴いてると風景的というか、光景を想起させる音楽だな~とも感じました
そしてそれが最も良かった...し、MCを一生懸命日本語で話してたのもなんか尊くて良かったです。
そもそも、海外のバンドを観る機会って少ないので、そういう意味でも観れて良かった!






THE NOVEMBERS


1.かなしみがかわいたら
2.Close To Me
3.Rainbow
4.鉄の夢
5.1000年
6.Ghost Rider
7.楽園
8.New York
9.DOWN TO HEAVEN
10.BAD DREAM
11.Xeno
12.いこうよ

ENCORE
13.ANGELS







そう言えば、
珍しく高松さんサイドで観た。ベースの音がいつも以上によく聴こえた。
スピーカーの近くで観てたので、翌日耳がキーンとなってる事も覚悟してたけど、
案外大丈夫でしたね・・・笑 爆音慣れ(?)してるのかもしれない。

一曲目が、まず最新曲である「かなしみがかわいたら」で早速テンション上がった。
この曲、個人的にレコ発ライブ以降生では聴けてなかったので
「待ってました!」という印象だった。
最後に、
タイトルを繰り返す様になってたり、音源との変化も楽しく、また沁みました。
管理人はすぐ悲観的になってしまうので「喜びが溢れるような歌が歌いたい」ってフレーズ、
自分もまた(どれだけ哀しくても)少しでも自分にとっての❝好き❞を能動的に集めてゆきたい。
そんな想いに駆られる事も出来たケンゴさんのギターフレーズ含めて会心の一曲目でした。
「昨日までの全部を両手に抱えて」というフレーズに、
自分だけの悲哀も大切に愛して進んで行こう~という思いにさせられた「Close To Me」、
パキッとしたドラミングが心地良くよりダンサブルに仕上がっていた「Rainbow」とのっけから快調!!
アウトロの轟音ギターもヤバかったし、
フロントマン3人が自分の楽器を掲げて同じポーズで弾いてた絵面も超~格好良かった。
やっぱりポージングも大事だわ。としみじみ感じつつ、ライブは中盤へ。


ちょっと久々感あった「鉄の夢」、
この曲も何気に10年前の曲(!)なんですね
ただ、以前よりもグルーヴィに仕上がってたのと、
この日はより歌詞がグイグイ頭の中に入って来てまた更に最高を更新してた気がする。
考えてるだけだったり「いつか」という妥協をしてるだけの今日を嘆く楽曲だと思ってるんだけど、
それもまた年々時間が少なくなっている~と感じて来ているからこそ深く響いたのかもしれない。
ブリッブリの爆音ベースに魅せられた「1000年」の絶頂感、
続く「Ghost Rider」もまた小林さんとケンゴさんのギターバトルもあったりで爆盛り上がり!!
怒涛のロックンロール・ナンバーで会場を温めつつ、
 ここで、
これまた久々の披露になった「楽園」。
記憶が確かなら一時期はライブで毎回演奏していて、
それがいつの間にか「New York」の台頭でちょっと引っ込んでたイメージ。
ただ、
やっぱりこの曲は名曲。
個人的に「悪もここではおとぎ話さ」ってフレーズが大好きで、
自分自身も嫌いな人だったり合わない人はいっぱいいる(た)けど、
でも、
現実的に考えればそういう人だってきっと誰かにとっては大切な人だったりもする。
そんな事を考えながら、民族音楽ライクなデジタルビートで踊るのはとても気持ち良かった。
かと、思えば、ここでその「New York」が連続で投下!!
以前から、
「楽園」と「New York」を並べて演奏したら気持ち良さそう~と思ってたので
正直この構成はとっても粋で、想像通りにやっぱりめちゃくちゃ踊れて最高でした・・・!
ダークなダンスチューンと「あーあーあーあーあ」のシンガロングが恍惚的で、
フロアの盛り上がりも最高沸点を刻む中でライブは終盤に突入。


まずは、
ハードコアなロックナンバー「DOWN TO HEAVEN」を投下。
吉木さんのドラミングにも興奮しつつ、
ただただ、堕ちて行く。
それだけの歌詞と音像が気持ち良く、
そのダークでヘヴィで陶酔的な作中観に完全に酔い痴れてしまいましたね。
正直、
楽しい出来事だけ起こって欲しい、
嬉しい事だけ望んでる。
でも、
現実は辛い事ばっかりなのが本音。
ただ音楽の中ではそんなペーソスすらカタルシスに変換する事が出来る。
そんな音楽のマジックを感じつつ、獰猛な深淵を全力で楽しむ
更に、イントロの時点で大歓声が上がった最強のアンセム「BAD DREAM」を叩き付ける
この曲もヤバかった。。
サビの覚醒感に加え、
妖艶で刺激的なサウンドの波に取り込まれて完全に「持ってかれて」ました
悪夢の中を彷徨う事ですら気持ち良くさせるってすげぇな。と思いつつ、
これほどまでに音に酔える事に感銘も受けてましたね。

個人的に、この日のハイライトは「Xeno」でした。。
色々と感じる事はあったんだけど、
最後の大爆音パートに突入する前に、
小林さん笑顔でいかにも「今から行くよ~!」と言わんばかりの振る舞いで期待を煽ってた
まず、これがファン的にゾクゾクして堪らなかったし、
実際最後の大爆音パートはヤバかった
恍惚的な轟音
でも、
どこか美しくて・・・
管理人は目を閉じてヘドバンしながらその素晴らしい音を愉しんでいたんですけど、
その時まるで光の渦の中にいるようでめちゃくちゃ堪らなかった。
音楽って、
本当日常では決して行けないところに連れていってくれるな、というか、
魔法じゃないけど、自分にとっては魔法そのものだな。とかリアルに想っちゃいましたね
この曲は割と定番曲なんだけど、それでも初めて聴いたかの様な興奮と感動がありました。
こういうのは、音源では味わえない世界なので、
やっぱり「ライブって良いな!」と。


「いこうよ」は、やっぱり高松さんの滑らかなベースラインが最高だったのと、
アウトロの小林さんの爆音ギターソロの音色があまりにも美しすぎて
ある意味歌詞よりも歌詞やってた気がする。
切実なまでに前に進まんとする煌き。
アンコールでは「ANGELS」、
6月のWWW Xの時よりも歌が雄々しい感じに変化しててその力強さはそれはそれで大好きでした。
 久々の自主企画による対バン、勿論対バン目当てのお客さんも来る~って事で
THE NOVEMBERSの名刺代わりになる様な素晴らしい公演でした。
暗黒の海で気持ち良く泳いだことも、
光の渦でピュアに踊れたことも
きっと忘れないでしょう。
忘れないっていうか、こうやってガッツリ書き記してるから、時が経っても見れば思い出すでしょうね(笑
ここ数年のノーベンバーズの集大成みたいな印象もあってそれも感慨深い公演でした。
ノーベンバーズ、TYNT、スタッフ、ハコのスタッフの皆さん
ありがとうございました!!!!




















MCでは、
まずライブに来てくれたお客さんに最初に伝えたい~みたいなニュアンスで、
秋にニューアルバムを出す事とそれに伴うツアーがある事が小林さんの口から告げられました。
ツアーファイナルはこれまたノベンバとしては久々かな? 渋谷のO-EASTで敢行されます
久々のデカ箱でのライブになるんで今からすっごく楽しみですね!
その前にはクラブチッタでtricotとの対バンもありますし、
またTHE NOVEMBERSが本格的に大々的に転がってゆきそうでファン的にワクワクしますね♬
当ブログでは今後もノーベンバーズを追い駆けてくつもりなので、
是非よろしくお願いいたします。。
 あ、そうだ、
「At The Beginning」の全曲レビューまだ終わってないからそれまでにはUPしなきゃ!



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