サブカルチャーマシンガン

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LOSTAGE「the TOUR」@吉祥寺WARP 23.6.24

2023-07-19 | LIVE











先月の24日、LOSTAGEのライブを観に吉祥寺へゆきました。








LOSTAGE初の全都道府県ツアー~って事で
正直めちゃくちゃ楽しみにしてました。
全国ツアーってよく聞くけど、
本当に全国を回る事ってほぼほぼ無いじゃないですか
そういう意味では正真正銘の「全国ツアー」ですよね・・・
去年藤原さくらもやってましたけど、たまにはこういうのがあっても...否、
やる方はめっちゃ大変でしょうけど(笑
その分「色々な場所に参加したい!!」って欲というか展望が沸くのがイイですよね。

で、
その東京編。
ワンマンでLOSTAGEのライブを観るのは実に5年振りでした。
対バンなら去年今年と観てるんですけど・・・そう言えば、ワンマン自体やってるイメージ無かった
LOSTAGEは名曲の宝庫なんで是非ワンマンももう少しお願いしたい所ですが...笑
ただ、その分この日はたっぷりと新旧の名曲群を味わえて幸福な日でした!
このツアーから販売開始になったニューアルバムも無事購入出来たし、
往年のファンとしては嬉しさしか無い一日でした♬













吉祥寺WARPへは初めて行った。
っていうか、吉祥寺のライブハウスに行くの自体8年半ぶりとかめっちゃご無沙汰で。
それで吉祥寺WARPはめちゃくちゃ良いライブハウスだった。
ステージの造りが斜めってて(←?)ちょっとトリッキーな感じが好みでした、し、
ドリンクのコップが立派なコップで出されるんでその辺も気分良かったですね・・・看板も格好良い。
THEライブハウスって雰囲気も素敵、、、と一発で気に入れたハコでございました。


一曲目は、
重厚なアンサンブルで魅せた「巡礼者たち」からスタート。
構成的にはまず新譜の楽曲を立て続けてに10曲かましてその後旧譜の楽曲~という流れでした。
五味兄の伸ばし切った「お~~~るうぇいず!!」のボーカリゼイションが気持ち良かった「平凡」、
途中爆発するバンド演奏の気持ち良さや、
初期の様な不穏な雰囲気、
正にライブ向けの楽曲でこのツアーの軸になりそうな予感がしました。
個人的に大好きだったのが「High Fidelity」、ドーパンみたいなタイトルですが、
なんと爽やかなギターロック(!)に仕上がっていて終始気分良く聴けたのが印象的。
拓人さんのコーラスもその爽やかさに拍車を掛けていたし、
何よりも、
「僕らはまだ笑える」ってフレーズが胸熱で聴いていてグッと来ていました。

一転して、
これぞLOSTAGE!!という激しいROCKを獰猛に叩き付けた「錆」、
正直、「DAILY NEWS」でLOSTAGEに入門した身としては未だにこういう曲を創ってくれる時点で嬉しい。
サイレンみたいなギターの音も痛快で中盤の爆発力のキーになっていた楽曲でした。
続く「へそ」でも、
間奏のギターサウンドの破壊力に魅せられてその音が脳内をぐるぐる回っていましたね。
やっぱり拓人さんのギターって唯一無二だな。。と感じながら鑑賞。


名曲「瞬きをする間に」。
美しいギターの音が叙情的な歌を彩り、
切ないけどどこかそれが快感でもある空間を創り上げていました。
これもライブで聴いて特にお気に入りになった「箱庭エレジー」、
それまでの破壊的、
感傷的、
とはまた違う勇ましいビートが印象的でどこかポジティビティも感じられる雰囲気も好きでしたね。
「小さな幸せ お前のものさ」ってフレーズも聴いていて胸に来てました。
 ゆったりとしたロッカバラード「No Escape」、
人懐っこいメロディが気持ち良かった「あなたのそばで」と心地良い流れが続く。
「あなたのそばで」は以前の「僕のものになれ」に続く(?)ストレートなラブソングで
牧歌的な雰囲気だったりキラキラしたギターソロもまた素敵で新機軸を見せてくれた気がしました。
もっと言えば精神的っちゅうか、恋愛だけに留まらない希望の歌~って感じもありましたね。
例えば、この音楽をあなたのそばで、とか。

最後は、
拓人さんの轟音ギターが兎角最高でしかなかった「胎動」で締め。
壮大なスケール感は渋谷クアトロでの名演から地続きでしたが、
この日は「世界の果てに あなたが待っている」という歌唱にも魅せられていました。
MCでは五味兄が「好きなバンドのライブ観に行って知らん曲ばっかり演奏されたらムカつく」
自虐ネタ?を零してましたが、
これはこれで普段体験出来ない新鮮味があって素晴らしい試みだった様に想う。
また音源聴き込んで次のライブに行けば印象も変化しそうですし、
そういう部分含めて最大限に楽しめるツアーになりそう。
最高の一日を、
ありがとうございました!!!








巡礼者たち
平凡
High Fidelity

へそ
瞬きをする間に
箱庭エレジー
No Escape
あなたのそばで
胎動

こぼれおちたもの

ポケットの中で
楽園
BLUE
SURRENDER

ひとり
2:50






新譜の全10曲を演奏し終えた後は、
「こぼれおちたもの」を皮切りに(実質)第二部がスタート。
続く「窓」ではベース始まりに観客のテンションもブチ上がり、
凄まじい一体感を演出して場を盛り上げる盛り上げる。
この曲、
生で聴くとバックの「おーおーおー」ってコーラスも激熱で聴いていて胸が焦がされるんですよね。
そこから、五味兄の「うた」を際立たせてシンプルに届け切った「ポケットの中で」
照明も最小限なのにこだわりを感じましたが、
「また間違った」の部分では、
思わず感情移入してしまいめちゃくちゃに沁みていました
この曲のラスサビは静かに燃える心境を歌ってるかの様でやっぱり聴いてて握り拳を作ってしまう。
バラッド「楽園」を重厚に響かせ、
続くちょい久々に聴いた気がする疾走感溢れる「BLUE」
更にバッキバキになったアンサンブルと怒涛のガムシャラ感にカタルシスを感じつつ、
本編最後は名曲「SURRENDER」で〆。
これがまた・・・
めちゃくちゃ良かったですね。
今もだけど、この時も人生上手くいってなくて、あわあわしてる最中だったんで。
だから、「今日に明日を混ぜる」って歌詞がある種の応援歌の様に響いて背中を押された気分になった。
くっきりした歌も人生そのものの様な酸いも甘いも感じさせるドラマティックなギターも堪らず、
感情剥き出しな音像に感化されてまた一つ燻ってたやる気を取り戻した様な・・・
そんな名演に大感謝!でした。

でも、
まだまだLOSTAGEの❝最高❞は鳴り止まない。
アンコールも敢行、そこで、往年の名曲「ひとり」を披露!!
個々に爆裂して飛び散るアンサンブル、怒涛の躍動感、そして、
ラストの部分ではシンガロングも飛び出し管理人もヘドバンしこの日一番の熱狂を生み出して終了。
・・・と思いきや、更にもう一曲
本当に初期の楽曲「2:50」をエモーショナルに響かせてフィニッシュでした。
哀愁溢れる歌詞と歌唱に、煮え滾るアンサンブルが乗っかって轟音オルタナを物悲しく創り出す
そんなLOSTAGEの記名性に溢れた名曲で幕引き~というのも味があって素敵でした。
 ロックンロールの爆発力も、
オルタナの重厚感も、
時に、
ポップで爽やかにも感じられるサウンドも・・・様々なアプローチで魅せ切った約2時間
久方ぶりにワンマンでLOSTAGEの世界観を味わい尽くせて幸福な一夜でした。
まだまだツアーは序盤も序盤ですし、
管理人もまだまだ行く予定ありますので、
今後も実にワクワクドキドキしながら楽しんでゆきたいですね!
先述の様に購入した音源を聴き込んで行ったらまた違った世界も見えそうで、期待大です。
















冒頭にも書きましたが、
物販でニューアルバム「PILGRIM」も購入。
自分は504番目だった。
それと、
イイ感じのTシャツなんかも売ってましたけど、
ツアーは長いしまだまだ行くのでちょっとずつ購入するのもアリかな~、って。
このツアー、最低でも5回は行きたいって考えてるので、LOSTAGEファンの皆さんは
よろしければ是非当ブログもチェックして頂けたらこれ幸いでございます。。
まだまだLOSTAGE追い駆けますよ~!!



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